5月に、カーディフを訪れる機会があったので、そこから電車とバスを乗り継いで、ロケ地のブリッジエンドに行ってきました。あいにくの雨模様で、ブリッジエンドから舞台となるポンティカマーの村まで、自慢の美しい谷あいの風景は今ひとつでしたが。
でも、バスの運転手の指導員のおじさんが、バスの道を通りながら、個々には凧の専門店がある、とか、昔は炭鉱だったから今は使われていない線路がそこに見えるだろ、とか教えてくれました。
映画でベーカリーだった店はベーカリーでなく、今も何もやってないとか言いながらバスの窓から指差しておしえてくれました。
私がバスを降りたのは、HOB & NOBのカフェの前。
お店は今も営業中。店員はもちろんヨアン・グリフィズではありません。おじちゃんひとりがひまそうにやってました。なんかこう、ひなびた田舎の村のカフェって感じでしたが、写真をとらせてもらい、ちょっと話をしました。
映画に出ていたヨアン・グリフィズはウェールズ出身でしょ?と聞いたのですが「ああ、あのホモセクシュアルの男の子の役ね」という話で終わってしまい、どちらかというとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの方が気になるようで、「Very〜を撮った監督がハリウッドで彼女主演で映画を撮るといってたけどなあ」なんて話に。
ちなみにタイトルはおじさんも覚えてないらしいですが、HOB & NOBの店となったこのStation Cafe(炭鉱があったときには、駅があったんでしょう)では、もう一本別の映画の撮影に使われたらしく、今年になって公開され、ロケ撮影の協力費がわりに、映画のチケットが送られたそうですが、カーディフまで見に行くのがめんどくさくて、いかなかったとか。誰が出たのか気になったのですが「テレビドラマによく出ているような人たち」程度の認識しかおじさんにはなかったようで・・・(笑)。ご存知でしたら教えてください。
(pokichiさん・2003/6/6)