ミシュランでチェックしておいたガストロパブ Angel Innに向かう。こんな小さな村にミシュランの１つ星を獲った店があるなんて。ここは他にもミシュランの１つ星、2005年ヨークシャーパブオブザイヤー、2005年白バラ賞等多くの受賞暦を誇る著名なガストロパブ。

人気店のためレストラン部門は予約必須だが、パブ部門(Bar and Brasserie)は予約が無くてもOK。
http://www.angelhetton.co.uk/

まずは飲み物を。
夫：コーラ 1.30ポンド、ミネラルウォーター 1.75
私：ヨークシャーのエール「Black Sheep Ale」 1.20ポンド
・・・地元のお勧めを聞く。A6108沿いの村MashamのBreweryのもの。
http://www.blacksheepbrewery.com/

前菜：Smoked Haddockのタルトレット、海老のてんぷら添え（6.50ポンド)

・・・「Tempra」は本当に「てんぷら」だった。日本食にインスパイアされたか。海老の揚がり具合は本式の和食のようには行かなかったが、ハドックのタルトは中々良い出来。Smoked Haddockの香りが食欲をそそり、サクサクのパイ生地との相性も非常に良かった。

前菜（私）：チェダーチーズのスフレ(5.95ポンド）

・・・チーズの香りが鼻腔をくすぐるふわふわの仕上がり。付合せに赤いフルーツのコンポートとガーリック。スフレをソースと絡めて食べるのが絶妙の取合せ。

メイン：チャーグリルのビーフステーキ (15.50ポンド）

・・・肉質が良くガーリックとハーブバターの味付けも上々。チャーグリル(炭火焼)で焼き具合も良い。十分に満足できる内容だった。
付合せは旬のNew Potato(小ぶりのジャガイモ)のオーブン焼き、水菜のような野菜のサラダ、飴色に炒めたタマネギ。

メイン（私）：Duckのオレンジソース (14.50ポンド)

・・・中心がピンク色の程好い焼き加減。かなりレアだが血は滴らない。オレンジソースは酸味と甘みのバランスが良く、Duckに良くマッチしている。量はかなり多め。

付け合せは炒めた細切りのキャベツとローストしたNew Potato。このNew Potatoはちょうど旬なのであちこちのパブやレストランで出てくるが、皮が薄く大変美味。