5日目
フォース橋の写真を撮り終えた後、A90からエディンバラの中心に向かう。
スコットランドの首都エディンバラは街全体がユネスコの世界遺産に指定された美しい古都。スコットランドに来たのは4回目だが、我々がエディンバラを訪れるのは16年ぶり。新市街ニュータウンからスコッツモニュメントの脇を通り、Princes Streetへ。
ピーカン天気の晴れ上がったエディンバラの気温はぐんぐん上昇、街ゆく人々もタンクトップやキャミソールと露出度が高くなって皆暑そうにしている。5月のスコットランドとは思えないほどの暑さ。そんな時
露出度の高い地元の人々や他のヨーロッパ諸国からの旅行者たちとは対照的な、日傘に帽子+サングラス、UVカットの黒い長手袋と徹底的に紫外線対策を施したグループが・・・それはツアーガイドさんに先導された日本人旅行者たちだった。やまとなでしこはやはり老いも若きも美白命。外見上他のアジア系ツーリストたちと見分けるポイントは服装やメイクがおしゃれだとかいうことの他に、紫外線対策に気を遣っているかどうかという点。更に、若い女の子は大抵レスポ(大人気のアメリカンブランドLe Sport Sac)のカラフルなナイロン製ショルダーバッグを斜め掛けしている)。ちなみにヨーロッパの人々はちょっとでも晴れるとできるだけ日焼けをしようとするので、晴れた日の公園に行くと上半身裸の男性やほとんど水着のようなファッションの女性たちが甲羅干ししているほどだ(その結果歳をとる頃にはシミだらけになってしまうのだけど)。
目抜き通りPrinces Streetではスコットランドの民族衣装を着てバグパイプを吹いている人の姿も。この辺りは観光客も多く華やかな通りだ。
ウェイバリー駅の裏手に路駐して散策する。この通りは月〜土曜日はPay & display式の駐車スペースだが、日曜日は無料で停めていいことになっているという看板があったので。念のため近くに人待ち顔で立っていた地元の人に確認した。ちょうどエディンバラ・ハーフマラソンが終わったところで、ジャージを着ていたりメダルを首に掛けている人たちが三々五々歩いていた。
目抜き通りPrinces Street |
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Princes Mall (この中にあるインフォメーションに16年前入った) |
さて、Princes Streetの東端にあるのがエディンバラのランドマークのひとつ、バルモラルホテルである。16年前我々が泊まった際はクラシカルな内装だったが、その後改装されて少しモダンになったそうだ。当時もスコットランドの民族衣装をアレンジした制服のドアマンが恭しくドアを開けてくれたが、現在もドアの前にタータンチェックのズボンをはいた男性が立っている。 エディンバラを代表するホテルの一つとしてこれまでにも有名人ゆかりのエピソードには事欠かないが、最近ではJ.K.ローリングがハリーポッターの最終巻をこのホテルで書き上げたことが話題になった。 メインダイニングである「Number One」(名前からして偉そう)はこれまたエディンバラでも有数のレストランで、ミシュランの星付き。アフタヌーンティーも有名だが、今回はエディンバラでゆっくりする時間が無かったので見送った。 http://www.thebalmoralhotel.com/ |
ドアマンの服装がかわいい |
メインダイニングNumber One |
せっかくなので高台にあるエディンバラ城へ行ってみることにした。坂道を登っていくので遠くまでよく見渡せる。
エディンバラ城近くで。歴史物のコスプレ? |
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