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タイトル*て


『ディファレント・フォー・ガールズ』 Different for Girls (1996)

監督:Richard Spence
脚本:Tony Marchant

Story

高校時代の親友カールとプレンティス。卒業してから17年の月日が流れ、ロンドンでばったり再会した時にカールは女になっていた!性転換したカールはキムと名を変え、コピーライターとして自立した生活を送っている。一方34歳のプレンティスは結婚予定の彼女がいるもののまだまだ子供っぽく、バイク便で働くその日暮らしの毎日。プレンティスは、キムのフラットに招かれロマンティックなディナーを共にしているうちに、彼女に性的欲求を感じた自分に混乱し、やけになって通りで騒いでいるところを通報され、公然猥褻罪で逮捕されてしまう。護送中に警官に暴行を振るったと身の覚えのない罪に問われているプレンティスを、救えるのはキムの証言だけなのだが、公の席で性転換者であることが公になることを怖れたキムは身を隠してしまうが・・・

 

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イギリスで性転換者は行政上でどう扱われるか

パスポートや運転免許証などの身分証明書では、転換後の性別が記されるので、日常生活に何ら支障はない。ただ、出生証明書の性別は変更できないので(ドイツなどは変更できる)、法的に"異性(つまり転換前の同性)"と結婚することができない。 将来キムとプレンティスが家庭を持ちたいと思っても、"内縁関係"ということに。

マークス&スペンサー

妹のジーンに部屋を貸した時、帰ってきたキムが手に提げていたのは、Marks & Spencer(M&S)の買い物袋。M&Sはイギリス各地にチェーン展開するスーパーで、バラエティに富んだお惣菜は評判が高く、自社ブランドには"St. Michaels"マークがついている。(日英比較文化の評論家マークス寿子氏の元夫は、この会社の社長)

また、ここで売られている下着も大人気で、キムもプランティスに「下着はM&Sよ」と告白している。

Marks & Spencer WebSite

グリーティング・カード

キムの職場はグリーティング・カードを作る会社。デザインの洒落た近代的なオフィスで、母の日やクリスマスカードに印刷するコピーを考えるのが彼女の仕事。イギリスではさまざまな種類のグリーティングカードが売られており、その文面の小粋さ、洒落っ気には特筆すべきものがある。

ドックランズ地域

バイク便で働くプランティスは、ドッグランズ地域・カナリーワーフへの荷物を何度か頼まれている。届け先に小うるさい新聞社の人(たぶんThe Sun編集者)もいる。新聞社は以前はシティに程近いフリートストリートに本社を構えていたが、地価の高騰などの理由で、ドッグランズ地域に移転したところが多い。

プランティスの部屋/キムの部屋

プランティスの部屋は狭く古そうな雑然としたもので、音楽をかけて騒ぐと隣人から文句が出るような壁の薄い安フラット。一方、自立したキャリアウーマンとして働くキムの部屋は整然と片づけられていて、小物やファブリックも女のコらしい。綺麗なキャンドルを灯し、ワイングラスを用意して待つロマンティックな演出も楽しむ。

キムの妹、ジーンの家庭

軍人用のフラットに住んでいる。食卓にはイギリスらしく「HPソース」や、Heinzのトマトケチャップが。

Habitat

「ふたりでハビタにサラダボウルを買いに行かない?」と提案するプランティス。ハビタは家具と家庭用品のお店。ロンドンではスローンスクエア近くに支店がある。

Habitat UK Ltd. (Kings Mall, 16 Kings St. W6)

The Sun

キムのニュースを一面トップで取り上げたのは、イギリスの新聞発行部数No.1を誇る派手でセンセーショナルな記事が売り物のタブロイド紙「The Sun」。高級紙The Timesと同じくルパート・マードック傘下。

 

ロケ地

ロンドン、ドックランズ地域など

Awards

1996年モントリオール国際映画祭グランプリ

 

キャスト

Steven Mackintosh .... Kim(Karl) Foyle
Rupert Graves .... Paul Prentice
Miriam Margolyes .... Pamela (Kimの上司)
Saskia Reeves .... Jean (Kimの妹)
Charlotte Coleman .... Alison (Kimの同僚)
Neil Dudgeon .... Neil (Jeanの夫・軍曹)
Nisha K. Nayar .... Angela (Prenticeの恋人)
Lia Williams .... 弁護士(Defence Solicitor)
Stephen Walker .... Karl Foyle (高校時代)
Blake Ritson .... Prentice (高校時代)
Phil Davis

余談ですが、プレンティス役のルパート・グレイブスが女装強盗を演じた作品もあります。>>『極悪非道』Open Fire(1983)

参考資料とソフト

imdb.com/Title?0116102

VHS
Amazon.com
amazon.co.jp

Official WebSite

(1996年 イギリス 93分)


『できごと』 Accident (1967)

制作・監督:Joseph Losey
脚本:Harold Pinter
原作:Nicholas Mosley (小説)

Story

オックスフォードの哲学教授スティーブンは、自分が担当しているオーストリアからの留学生アンナに密かに想いを寄せていた。しかし家庭のあるスティーブンは、同じく教え子のウィリアムが積極的に彼女にアタックをかけるのをただ見ているしかなかった。

スティーブンはウィリアムとアンナのふたりを自宅のランチに招待するが、なぜか同僚の教授チャーリーまで図々しくも仲間に加わってしまう。チャーリーはスティーブンと家族ぐるみの交際をしていたが、TV出演したりもする派手な活躍をしている彼に、スティーブンはコンプレックスを抱いていた。

そんなある日、チャーリーとアンナが関係を持っていたことが発覚し、スティーブンは驚愕する。彼女はウィリアムの婚約者なのに・・・?彼女に対する妄執は深くなるばかり。ウィリアムとアンナが乗っていた車が事故に遭った時、スティーブンは・・・

上流階級の偽善やインテリ中産階級の屈折を辛辣に描き出した佳作。

 

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オックスフォードの風景

伝統ある石造りの建物や廊下の眺めが美しい。中庭の芝生にはやぎが迷い込んできたりする。

教授たちは、新聞を読みながらパイプをくゆらせ、優雅にお茶とビスケットをいただいているが、話の内容は即物的なものだったりして。チャーリーがアメリカの大学では0.1%は哲学の講義中に性交渉をするという記事を読み上げると、もうひとりの教授が「ウィスコンシンの大学で哲学なんて教えてるのか」とアメリカを馬鹿にする。

ガーゴイル

校舎の壁にはオックスフォード名物ガーゴイルがついている。

gargoyleとは、ゴシック建築で怪物の形に作った屋根の水落とし口のことで、もともと魔除けの意味も込められていたという。古期フランス語では「のど」の意味。オックスフォード大学の建築物に付けられたガーゴイルは有名で、絵葉書として売られていたりする。

パンティング

近くの川でスティーブン、ウィリアム、アンナの三人はパンティングを楽しむ。

パンティングとは、長い棒で川底を押しながら進むボートのことで、ケンブリッジ大学を舞台にした『モーリス』にも登場。

チューター制度

オックスフォードの教育は、日本の大学のような大教室で行われる講義ではなく、担当の指導教員の下について個別に指導される方式が中心。個別に、または小人数で指導教授の部屋に通って指導を受ける。スティーブンは指導学生のウィリアムを部屋に呼んでシェリーを勧めたりする。

スティーブンの家

オックスフォード郊外にあると思われる野中の一軒家。天蓋のついた四柱式ベッドも。

一男一女の子供に恵まれた平和な家庭で、妻のRosalindは3人目の子供を妊娠中。

ランチにウィリアムとアンナを招待した時には、アンナとふたりきりで近くにあるfootpathを散歩する。

ラグビーとクリケット

ウィリアムの屋敷で、貴族たちが皮製の枕のようなものを使って、ラグビーごっこをする場面が。パブリック・スクールを発祥とするラグビーは上流階級のスポーツ。スクラムの内側からみえる表情のすさまじいこと。

その後戸外で催されるクリケットの試合。青々とした芝生の上で繰り広げられる優雅なゲーム。近くには紅茶やソフトドリンクが用意されているテントも。

キャストとスタッフについて

ジョセフ・ロージー(監督)×ハロルド・ピンター(脚本)×ダーク・ボガード(主演)の組合わせは、『召使』 (1963)と同じ。ハロルド・ピンターは、TV局の担当者(ベル氏)としてカメオ出演。

 

ロケ地

オックスフォード

Awards

1967年カンヌ国際映画祭
FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞、審査員特別賞・・・ジョセフ・ロージー

キャスト

Dirk Bogarde .... Stephen (大学教授)
Stanley Baker .... Charley (大学教授)
Jacqueline Sassard .... Anna (Stephen担当の学生・留学生)
Michael York .... William (Stephen担当の学生・貴族) >>>Michael York Fan Page
Vivien Merchant .... Rosalind (Stephenの妻)
Delphine Seyrig .... Francesca(学寮長の娘・Stephenの昔の恋人)
Alexander Knox .... 学寮長
Anne Firbank .... Laura (Charleyの妻)

参考資料とソフト

imdb.com/Title?0061328

book
_Accident_ by Nicholas Mosley

国内版DVDPioneerより発売中

『追放された魂の物語―映画監督ジョセフ・ロージー』
ミシェル シマン (著)日本テレビ放送網(1996/05/01)

(1967年イギリス105分)


『テス』Tess(1979)

監督:ロマン・ポランスキー
原作:トマス・ハーディの小説『Tess of the d'Urbervilles』

原作テキスト:"Tess of the d'Urbervilles"

19C末のドーセット地方が舞台。貧農の娘テスはその美しさゆえに波乱の人生を歩む…当時10代のナスターシャ・キンスキーの瑞々しい演技が光る。

羊歯の茂るムーア(荒地)、海辺、ストーンヘンジ(セット?)…とイギリスの景色にどっぷり浸れる。19C末の酪農家や農家の様子が分かって興味深い。当時の女性は裾を引き摺るようなスカートのままでぬかるんだ畑に入って農作業をしていたらしい…

Awards

アカデミー撮影賞、美術監督装置賞、衣装デザイン賞。

キャスト

Nastassja Kinski .... Tess Durbeyfield
John Collin .... Mr Durbeyfield (Tessの父)
Rosemary Martin .... Mrs Durbeyfield (Tessの母)
Leigh Lawson .... Alec d'Urberville (お屋敷のボンボン)
Sylvia Coleridge .... Mrs d'Urberville
Tony Church .... Parson Tringham
Peter Firth .... Angel Clare (のちにテスの夫に)
John Bett .... Felix Clare
Tom Chadbon .... Cuthbert Clare
David Markham .... Reverend Mr Clare
Pascale de Boysson .... Mrs Clare

参考資料とソフト

imdb.com/Title?0080009

DVD

(1979年 英=仏 171分)


『デュエット・フォー・ワン』Duet for One(1986)

監督・脚本:Andrei Konchalovsky
原作:Tom Kempinski (戯曲)

Story

世界的に有名な女性バイオリニスト、ステファニー。名高いロイヤル・アルバート・ホールでコンサートが開けるほどの才能に恵まれていたにもかかわらず、多発性硬化症という難病により、音楽家生命を絶たれる。最愛の夫の裏切り、可愛がっていた弟子はつまらない仕事のために海外へ。絶望の中で彼女は廃品回収業の男との関係におぼれ、精神科医にかかり・・・

1980年にロンドンで初演され、1981年にはブロードウェイでも上演された舞台劇の映画化。

Check!

多発性硬化症(multiple sclerosis)

手足が痺れ再発と寛解を繰り返す難病で、原因は未だ解明されていない。日本ではまれだが、欧米では少なくない病気。天才的女流チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレもこの病気で命を落としている。

多発性硬化症を扱った作品:

The Gardian

レオニードがいつも手にしている新聞は「ガーディアン」。比較的リベラル層に好まれる高級紙。
The Gardian Web Site

 

ロケ地

ロイヤル・アルバート・ホール(コンサートの場面)

Stonor Park, Oxfordshire

チルターン丘陵に建つ美しいマナーハウスで、800年以上にも渡ってCamoys卿夫妻の住居となっている。
Henley-on-Thames, Oxfordshire

Cliveden, Buckinghamshire

Forte Crest Heathrow(デイヴィッドとペニーを見送る場面)

空港付近で最も大きいホテルのひとつ。4つ星クラス、客室610。
Sipson Road, West Drayton, Heathrow, Middlesex
WebSiteForte Hotels

冒頭のシークエンス

ハイドパーク・コーナーとウェリントン公の銅像>ピカデリー・サーカス>トラファルガー・スクエア>シャフツベリー・アヴェニュー(劇場街)>バッキンガム宮殿と衛兵交代>ナイツブリッジ駅周辺>ウェストミンスター寺院>ロイヤル・アルバート・ホール

 

Awards

1987年ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート(ジュリー・アンドリュース)

キャスト

Julie Andrews .... Stephanie Anderson (世界的なヴァイオリン奏者)
Alan Bates .... David Cornwallis (ステファニーの夫/指揮者・作曲家)
Rupert Everett .... Constantine Kassanis (ステファニーの一番弟子)
Max von Sydow .... Dr. Louis Feldman (医師)
Margaret Courtenay .... Sonia Randvich (ステファニーの友人)
Cathryn Harrison .... Penny Smallwood (デイヴィッドの秘書)
Sigfrit Steiner .... Leonid Lefimov (ステファニーの友人・・・?)
Liam Neeson .... Totter (廃品回収業の男)
Siobhan Redmond .... Totterの妻
Macha Meril .... Anya (ステファニーの住込みメイド)

参考資料とソフト

imdb.com/Title?0092934

VHS
Amazon.com
amazon.co.jp

(1986年 アメリカ 110分)


『天使も許さぬ恋ゆえに』 Where Angels Fear To Tread (1991)

監督・脚本:Charles Sturridge
原作:E・M・フォースター

Story

夫を亡くしたイギリス女性リリアは、義弟フィリップの勧めもあって気分転換のために、カロライン・アボット嬢を伴ってイタリアへの旅に出る。リリアは旅先の小村モンテリアーノで出会った、自分より十歳以上若い無職の美青年ジーノと電撃再婚して、(亡き夫の)体面を気にするロンドン近郊のソーントンに住む上流階級のヘリトン家の人々を慌てさせる。

もとより生まれ育ちも異なり、夫婦のあり方についても考え方の食い違う英国女性リリアとイタリア人のジーノは衝突する。しかしリリアの妊娠から二人の心は通い合うようになったのだが・・・

リリアの赤ん坊をめぐって錯綜するヘリトン家の思惑、カロラインの葛藤、フィリップとジーノの苦しみ・・・E・M・フォースターお得意の「人生の楽しみ方を知っているイタリア人」と「自制して感情を殺しがちなイギリス上流階級」の対比が鮮やか。

伝統と格式に縛られたイギリスから、イタリアへの旅を通して自分を発見するという設定の作品には、他に次のようなものが挙げられる。
『眺めのいい部屋』『鳩の翼』『魅せられて四月』

原作について

E・M・フォースターの1905年の処女長編小説。

原作テキスト:"Where Angels fear to tread"

原題の「Where Angels Fear To Tread (天使も踏むを恐れるところ)」は、18世紀イギリスの詩人アレグザンダー・ポープの「批評論」の有名な一節「天使も足を踏み入れるのをためらう場所に、愚か者は飛び込む」から引用されたもので、本来は無知と軽率さを笑い、賢明で慎重な行動の大切さを説くものだが、作者は天使=ヘリトン家の人々、愚か者=リリアにたとえて、アイロニカルに使っている。もちろんフォースターが肯定するのは愚か者のたくましい生命力なのだが。

原作ではリリア33歳、ジーノ21歳なのだが、当時40代半ばでしわの目立つヘレン・ミレンがリリアを演るのはちと苦しいか?

ロケ地

(イギリス)ロンドンのチャリング・クロス駅、サセックス州、
(イタリア)フィレンツェ、トスカーナ

キャスト

Helen Mirren .... Lilia Herriton
Helena Bonham-Carter .... Caroline Abbott
Rupert Graves .... Philip Herriton (Liliaの義弟)
Barbara Jefford .... Mrs Herriton (Liliaの姑)
Judy Davis .... Harriet Herriton (Liliaの義妹)
Giovanni Guidelli .... Gino Carella (Liliaの再婚相手)
Thomas Wheatley .... Mr Kingcroft
Sophie Kullmann .... Irma
Vass Anderson .... Mr Abbott (牧師・Carolineの父)
Sylvia Barter .... Mrs Theobald

参考資料とソフト

imdb.com/Title?0103243

Video(輸入版・字幕無)

(1991年 イギリス 107分)


『テンペスト』The Tempest (1979)

監督・脚本:デレク・ジャーマン
原作:ウィリアム・シェイクスピア

Story

魔術師プロスペローと、無垢で美しい彼の娘ミランダ。ふたりはミラノ大公とその姫君というやんごとなき身分に生まれながらも、プロスペローの弟アントニオの陰謀で追放されてからこの絶海の孤島に流れ着いて12年。空気の精エアリアルや、プロスペローの下僕である魔女の息子キャリバンにかしずかれ、静かに暮らしていた。

ある日プロスペローが起こした嵐によって、近くを航行していた船がこの島に打ち上げられた。乗っていたのは弟アントニオ、彼に同調してプロスペロー追放に荷担したナポリ王アロンゾと、その王子フェルディナンドらだった・・・。

追放された失意の元ミラノ大公の復讐と赦し。シェイクスピア最後の戯曲といわれる本作を、鬼才デレク・ジャーマンが映画化。ろうそくの明かりに浮かびあがる暗い室内と、海岸に満ちる青い色合いが印象的。

Check!

キャストについて

ヒースコート・ウィリアムズ…『オルランド』『従姉ベット』『あなたがいたら少女リンダ』『リチャードを探して』などに出演。プロスペローのように、実際にマジシャンとしても活躍。詩人としての経歴も。

カール・ジョンソン…デレク・ジャーマン(以下DJと略)作品『ジュビリー』『ヴィトゲンシュタイン』などに出演。

トーヤ・ウィルコックス…パンク=ニューウェーヴのバンド"アダム・アント"のヴォーカル。DJ作品『ジュビリー』の他、『さらば青春の光』などに出演。夫はキング・クリムゾンのロバート・フリップ。

クレア・ダヴェンポート…『エレファント・マン』『ジュビリー』『ウォー・レクイエム』

ピーター・ブル…『博士の異常な愛情』『アフリカの女王』など

ジャック・バーケット…リンゼイ・ケンプ・カンパニーのメンバー

デビッド・メイヤー…リンゼイ・ケンプ・カンパニー、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのメンバー

Elisabeth Welch…女神役を演じたのは、コール・ポーターに見出されたアメリカの歌姫。彼女が歌った"Stormy Weather"は1930年代の曲。

ロケ地

Bamburgh Beach, Northumberland

Bamburgh Castle, Northumberland

Stoneleigh Abbey, Warwickshire

音楽

"Stormy Weather" - Elisabeth Welch

キャスト

Heathcote Williams .... Prospero(元ミラノ大公)
Toyah Willcox .... Miranda(プロスペローの娘)
Karl Johnson .... Ariel(空気の精)
Jack Birkett .... Caliban(Sycoraxの息子・Prosperoの奴隷)
Claire Davenport .... Sycorax (魔女・Calibanの母)
David Meyer .... Ferdinand(ナポリ王の息子)
Peter Bull .... Alonso(ナポリ王)
Neil Cunningham .... Sebastian(ナポリ王の弟)
Richard Warwick .... Antonio(プロスペローの弟・現ミラノ大公)
Ken Campbell .... Gonzalo(プロスペローの元忠実なる臣下)
Christopher Biggins .... Stephano(酔っ払った水夫)
Peter Turner .... Trinculo(酔っ払った水夫)
Elisabeth Welch .... 女神

参考資料とソフト

imdb.com/Title?0081613

国内盤DVD

(1979年 イギリス 95分)


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