ミシュラン星付きのこの著名なガストロパブは、Helmsley近郊の何にも無い小さな村Haromeにある。B&Bの奥さんによると「半年先まで予約がいっぱいなんですって」とのことで少々不安だったが、18.10くらいに行ったら既に店の前に行列ができている。駐車場にはベンツなど高級車もあり、高級そうな服を身にまとった背の高い(いかにもアッパーミドルクラスな)客たちも。開店と同時に客がなだれ込み、たちまち席が埋まる。カウンターにクリスプス(ポテトチップ)があり、お客さんたちは注文のついでにつまんでいく。 とりあえず飲み物をオーダー。 主な受賞歴:ミシュラン1つ星、Egon Ronay Gastropub of the Year, 2006 /2006
Northern Chef of the Year |
前菜:Butter Roast Sand
Hatton Asparagus with Redford's Yorkd Ham, Bubble &
Squeak, Fried Quail egg 8.50ポンド ・・・太くて甘い旬のアスパラをハムで巻いてグリルしたもの。Bubble & Squeakはイギリスの伝統的なメニュー。マッシュポテトの上にうずら卵の目玉焼きが乗っている |
メイン:Pan-fried Rump &
Middle Baxtons Beef 19.95ポンド ・・・肉が斜めにカットされて立体的に美しく盛り付けられている。Pan-fried(=フライパンで焼くこと)と書かれていたが炭火焼にも劣らぬ上手な焼き加減。肉の下に敷かれたサラダは青リンゴ、セロリ、ご当地ものブルーウェンズリーデールチーズ、ベイビーほうれん草。ソースはシブーストやセルフィーユが入ったハーブ風味のもの。 |
メイン(私):Spring Lambのロースト
17.95ポンド ・・・ラムの焼き加減が絶妙(レアなのに血が滴らない火の通し加減)。同じく躍動感溢れる盛り付け。ヤギのチーズで作ったソースが大変美味。チーズの塩味が付け合せのアスパラガスの甘味とよくマッチしている。 |
付け合せ(別盛) New Potato(中くらいサイズのハーブ風味丸ポテト)、ブロッコリー等温野菜、サラダ(ルッコラ、セルフィーユ、フェタチーズ、完熟トマト、オリーブの実) |
素朴なThached Houseのパブ。
味付け・素材の取合せが絶妙で大満足
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