朝一番の便に乗るべくPickeringを目指す。
インフォメーション近くにある駐車場はPay & Displayで2時間までしか停められないが、駅裏に鉄道乗客用の駐車場がある(1日3ポンドくらい?)。駅のすぐ近くに川が流れており、川の上に建っている家があった。クラシカルな蒸気機関車に乗るのだと思うと妙にわくわくする。 Pickering-Levisham-Goathland-Grosmont
Station
|
駅構内はハンギングバスケットで飾られていてlovely。売店と軽食堂があり、鉄道グッズ売り場で目を輝かせている乗客多数。とても絵になる風景で、映画『抱擁』 Possession (2002) にもこの駅が印象的に使われていた。
汽車の内装もとってもクラシカル。窓から小鹿やキジ(合計6羽)を見る。ブルーベルやバタカップの群生、ムーア等、次々とドラマティックな風景が車窓を過ぎる。 黒光りする汽車は煙をモクモクと上げながら走り、機関士も石炭で真っ黒になっている。 |
Goathland 駅が近づくと、近くに座っていた男の子がうきうきした様子でお父さんにハリーポッターの話をし始めた。そう、Goathland Stationは映画版ハリーポッターに登場する駅として有名なのだ。見覚えのある鉄橋が可愛らしい素朴な駅には写真に写っているように子供たちに大人気。 |
この駅にもやはり売店があり、私はもちろんNorth Yorkshire Moors Railwayオリジナルのティータオルを買った。鉄道模型や書籍、ビデオ、DVD、お土産品、お菓子など大の大人も子供のように目をきらきらさせてお土産選びに余念がない。まだ蒸気があがっている汽車の機関室に石炭が積まれているさまを覗いたり、レバーやパイプでいっぱいの運転席に見入ったり。
非常人気のある路線で、沿道にたくさんの人が汽車を見に来ていた。道路の近くだけでなく、周りに何にも無い野原の真ん中からこちらに手を振っていたりカメラを構えたりしている人たちがいる。ボランティアと思われる職員たちも汽車に向かってカメラやビデオを構えている。
Pickering駅からPickering Castleが見える。イングリッシュ・ヘリテイジの旗がなびいている。 |
Copyright
(c) 2006 Cheeky All Rights Reserved.
サイトに掲載されている情報・記事・画像など、全ての内容の無断転載を禁止します。
引用される際は、必ず出典として当サイト名とURLを明示してください。