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2日目

一度ホテルに戻って再び街に出る

部屋の準備ができている頃なのでホテルに戻って部屋に案内してもらう。広々とした素敵なスイートで、これからの3泊は快適な滞在になりそうだ。冷蔵庫に買ってきた飲み物を入れてまた街に出掛ける。

新市場(Mercao Nuovo)のロッジアは別名ポルチェッリーノ市場、鼻先がピカピカになったイノシシ像が目印。鼻先に手を添えて記念写真を撮る観光客の姿が絶えない。フィレンツェは昔から革細工が盛んな地域なので、ここにもバッグや革手袋、革ジャン等を扱う店が集まっている。


その後ヴェッキオ橋の近くからアルノ川沿いに歩き、途中で銀器を扱っている店に寄った。フィレンツェ近郊で作られた品から英国製まで、美しい箱や食器等を色々見せて頂いた。
Argenteria Sacchi Firenze
82/R Lung'arno Acciaiuoli, Firenze, FI 50123
http://www.argenteriasacchi.it/


ホテルの近くの木のおもちゃ屋さん
 
新市場のロッジア(Loggia del Mercato Nuovo)のイノシシ像は
観光客に撫でられて鼻がピカピカに
 
新市場のロッジア内は革製品などの店が並ぶ
   

フェラガモ博物館とトルナブォーニ通り

フェラガモ博物館 Museo Salvatore Ferragamo

サンタ・トリニタ橋のところからまた市街に入ってフェラガモ博物館へ。ここもフィレンツェカードで入場できる施設。
1000年〜1100年に建造された歴史あるパラッツォ(貴族の館)の中にフェラガモ本店と博物館が入っている。

入ってすぐ目に入るのはフェラガモの歴史を感じさせる靴の数々。デザイン画や有名女優たちの靴の木型も展示されている。奥にはファッションの展示もあり、前衛的な作品も飾られていた。

Museo Salvatore Ferragamo
Palazzo Spini Feroni, Piazza di Santa Trinita, 5/R, 50123
http://www.ferragamo.com/museo/


 
木型:ローレン・バコールやオードリー・ヘップバーン
 
ソフィア・ローレン、ベティ・デイビス、キャサリン・ヘップバーン・・・
   
ファッションのコーナーには三宅一生も

フェラガモ本店 Salvatore Ferragamo


本店が入っているPalazzo Spini Feroni
博物館の後にお店にも入った。本店だけあって充実した品揃え。フェラガモの靴はロンドンで買うことが多いのだが、やはり本国イタリアの方が安いようだ。いくつか試着してから気に入ったパンプスを購入。
   
   

トルナブォーニ通り Via de' Tornabuoni

トルナブォーニ通りはフィレンツェで一番の高級ブティックが立ち並ぶところ。フィレンツェは人口約36万人とローマやミラノ程の大都市ではないのに、グッチ、フェラガモ、エミリオ・プッチはこの通りに本店を構えている。
今回の旅行で「イタリアはスリや犯罪が多そうだから」と斜め掛けのナイロンバッグで来たのだが、それでは可哀そうだからとグッチの本店で革のハンドバッグを買ってもらった。ファスナーもきっちり締まるしショルダーストラップ付きで斜め掛けもできるタイプ。会計を待つ間に出して頂いた冷たいジュースでほっと一息。けっこう歩いて疲れていたので美味しかった。

この通りにはかつてイギリス領事館があり、有名なカフェ・ドネイ(Gran Caffe Doney)にはフィレンツェ在住の多くのイギリス人が集っていた。シシングハースト城のガーデンを作り上げたヴィータ・サックヴィル=ウェストの恋人だったヴァイオレット・トレフューシス(エドワード7世の愛妾アリス・ケッペルの長女)もこのカフェによく通っていたとか。著名な映画監督フランコ・ゼッフィレッリはこのカフェに集う英国婦人たちとの交流を自伝的映画『ムッソリーニとお茶を』で描いている。


トルナブォーニ通り(正面の建物がフェラガモ)

昔カフェ・ドネイがあった建物には現在アルマーニに

グッチ本店
 
エミリオ・プッチ本店

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