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5日目

スウィンギングロンドンの写真展:マイジェネレーションMy Generation

食事の後、夫は先に宿に戻り、私はカーナビーストリートのギャラリーで開催されていた写真展を見に行った。新聞で映画『My Generation』の公開にあわせて写真展を開催するという記事を読んだので駆けつけたのだ。この映画はマイケル・ケインの誕生日である3月14日に公開された(その後、日本でも翌年1月に公開されることが決まった)。

モノクロームの美しい写真はどれも1960年代のスウィンギングロンドンの空気が感じられる作品。マイケル・ケインの『狙撃者(Get Carter)』撮影当時のものや、マリアンヌ・フェイスフル、映画『欲望(Blowup)』のデービッド・ヘミングス、ツイッギー、ローリング・ストーンズやミック・ジャガー、ジミ・ヘンドリクス、プロヒューモ事件で世間を騒がせたクリスティン・キーラー・・・旅行中に偶然にこんな写真展を観ることができたのは幸運だった。


イルミネーションが美しいカーナビーストリート

カーナビーストリート
 
映画『My Generation』の公開に合わせた写真展
 
地下鉄構内に貼られていた映画『マイジェネレーションMy Generation』のポスター
 
イブニングスタンダード紙の記事(クリックで拡大)
   

オスカーワイルド原作の舞台『ウィンダミア卿夫人の扇Lady Windermere's Fan』

カーナビーストリートからリージェントストリートに出て、歩いて劇場に向かう。ひとりの時や時間がある時は街の景色を見たいのでできるだけ歩いて移動したい。
座席は事前にネット予約していて、劇場の窓口で券を受け取った(55ポンド)。前から6列目の良い席。 メールマガジンの予約特典として劇場のバーでもらえるワインの引換券が付いていたので、幕間に頂いた。

演出は映画『ニル・バイ・マウス』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したキャシー・バークKathy Burke。タイトルロールの純粋な若妻レディ・ウィンダミアよりも存在感があったのは、ベリック公爵夫人やアーリン夫人。特に、ワイルドの喜劇にしばしば登場する押しの強い貴婦人"ベリック公爵夫人"を演じたジェニファー・ソーンダース(サンダース)のキャラが立っていて、ワイルド独特のウィットに富んだ台詞回しで観客を沸かせていた。3幕の終了後には執事やメイドたちを従えて歌声を披露し、観客は大喜びで一緒になって歌に加わる。舞台と客席が一体になった。
※ジェニファー・ソーンダース(サンダース)はTVシリーズ『アブソリュートリー・ファビュラス』で有名な女優。

Vaudeville Theatre
404 Strand, London WC2R 0NH
https://www.nimaxtheatres.com/theatres/vaudeville-theatre/


リージェントストリート

Vaudeville Theatre
 
上演前
 
幕間にワインを頂く
   
   

帰り道

劇場前の通り(The Strand)を渡ってすぐのところにある停留所からバスに乗ってマーブルアーチまで。そこから地下鉄に乗ってホテルに戻った。

 
帰りのバス
 
マーブルアーチから地下鉄に乗る
   
   
   

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