Roundstoneに入る手前で町並の写真を写真を撮っていたら、畑仕事をしていたおじさんに声をかけられる。「晴れてきて良かったね!光が充分だといい写真ができるし」
数軒の土産物屋はあるがあまり観光地ずれしていない落ち着きがある、明るい港がある町。 (次の町Bally Conneelyの荒涼とした景色と対照的だった。) 天王洲アイルにあるアイリッシュ・パブの名前はここから取ったものだろうか? B&Bでもらった冊子にこの町のO'Dowdというレストランの評判が紹介されていたのでぜひ味わってみたかったのだが、残念ながら営業時間外。 第二希望として『アイルランドのおいしい毎日』で紹介されていたRoundstone House Hotelのレストランかバーという手もあったが、この日はバーも臨時休業という張り紙が出ていた。ああ、オダウド!オダウドといえばボーイ・ジョージ(注:カルチャー・クラブのヴォーカル。彼の本名はGeorge O'Dowd)。
コネマラ観光の拠点となる町ということもあってか、大荷物を持ってうろうろする旅行者の姿が目立つ。 バッグパックを背負っていたり、大きなスーツケースを引きずっていたり。 中央の広場にはかなり人が多く、賑わっている。
町中にも宿はいくつかあったが、まずは景色のいいSky Road方面へ。 今夜の宿を見つけ、荷物を降ろしてから町に戻る。 B&Bの奥さんにお勧めのレストランを尋ねると、即座に「Fogerty's」という答えが返ってきたのでそこに決まり。 通りがふたつしかない町のこと、お目当ての店はすぐに見つかった。
シーフード・チャウダー
スモークト・サーモンや貝、白身魚が入ったコクのあるスープ。 ダシがきいていて美味。シーフード・プラター
カニ爪、カニ身、小エビのカクテル、スモークトサーモン、スモークト・マカレル(鯖)などScallops チーズソース
完全に火を通す直前でとめているので、身が締まりすぎず良い頃合い。Hot Smoked Trout
Trout(マス)といっても、身が鮭のようにピンク色になったもの。 スモーク具合が絶妙。これにそれぞれ野菜の付けあわせがたっぷりつく。
水は泥炭層のコネマラらしく、薄茶のピート色になっており、スコットランドに旅行したときを思い出した。 そういえばここもウィスキーの名産地だっけ。 水が美酒を造るのだ。 澄んだダブリンやキルケニーの水がビールに向いているように。
ポストカードとコーラを買ってから、Sky Roadをドライブ。 先端に近いところがView Point?眼下には廃墟のような城跡、太陽を反射してきらめく海面が広がる。
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