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4日目

小さな村の地元密着型パブで夕食: The Langton Arms

 
The Langton Arms
 
パブに行く途中:冠水している道路
 
cozyな雰囲気のパブ部門
 
エール

ニョーフォレストからA31を通って宿に戻る。途中で少し渋滞していた。

この日はワイト島やニューフォレスト等遠出していたので何時に宿近辺まで戻れるか分らなかったので夕食の予約は特に入れていなかったが、宿からすぐ近く(歩いても行けるほど)にあるパブに行くことにした。パブの前の道路に川からの水があふれて道路が冠水している箇所があったが構わず進む。

17世紀の萱葺き屋根の伝統的なカントリーパブ。こんな小さな集落にあるにもかかわらず昨年度はドーセットの"Pub of the year"賞を獲ったらしく、他にも「Good Pub Guide」の賞等、様々な受賞歴を伺わせるステッカーが貼ってあった。

到着した時にレストランではまだウェディングパーティーのリハーサルをやっていて営業を開始していなかったので、パブ部門でエールを注文して飲みながら待つことにした。ああ、美味しい。パブのカウンターや隣のテーブルで飲んでいた人たちは皆近隣の住民だったようで、後から入ってきた別のグループにも声をかけて談笑していた。都会と違ってカントリーサイドでは移民系住民の姿を見ることは稀でこの場にいたのも全員白人(しかも地元民だけ)だったのだが、いかにも余所者の東洋人に対して特に物珍しい視線を送られることはなかった。こんなところがイギリス的かもしれない。アイルランドでは地方のパブに入るとその場にいたお客さん全員にガン見されたりしたものだが。

私:エール 1パイント 3.65ポンド
夫:コーラ 2.65ポンド

The Langton Arms
Tarrant Monkton, Nr Blandford, Dorset, DT11 8RX
http://www.thelangtonarms.co.uk/

   しばらくすると、リハーサルが終わったからと呼びに来てくれた。レストラン部門は広々としていて確かにウェディングパーティーをするのに十分な広さ。

前菜とメイン2種をオーダー。シェフからのComplimentary(サービス)として食前に野菜のポタージュにたっぷりの自家製パンを添えて出してくれた。
 
野菜のポタージュ
 
玉葱やトマトが入った自家製パン しっとりして大変美味
   前菜:ASSIETTE OF CHARCUTERIE 14.95ポンド

シェア用の前菜の項に載っていたメニューなので量はたっぷり。煮込んだオックステールを四角に固めたもの、牛タンのハム、鴨の燻製ハム、チキンレバーのテリーヌ、スコッチエッグ。どれも塩辛過ぎず美味。これにもトマトのパンが付け合わせに着いた。
   夫の主菜:8oz SIRLOIN STEAK 20.95ポンド

地元産のサーロインステーキ。ステーキにするとストレートに肉の旨みが感じられる。
巨大マッシュルーム、オニオンリング、焼トマト、温野菜添え。
   私の主菜:LANGTON ARMS STEAK PIE (Dorset beef) 15.50ポンド

地元Tarrant Valley産の牛肉(21日熟成)を24時間赤ワインやポルト酒、トマトやハーブ等でマリネしてからグレービーソースで煮込んだもの。パイ生地でふたをして付け合わせはチップスと野菜。

食後にプチフール4種をシェフからのComplimentaryだと出してくれる。ウェイトレスの感じも良く温かいサービスを受けた。

*

   帰りにパブの周りを巡ってみたが、萱葺き屋根の家が何軒もあってとても心なごむ風景だった。
   

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