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『ゴスフォード・パーク』 Gosford Park (2001)

監督:ロバート・アルトマン
原案:Robert Altman/Bob Balaban
脚本:Julian Fellowes
撮影:AndrewDunn
衣装:Jenny Beavan
音楽:パトリック・ドイル

Story

1932年11月、イギリスの緑滴る美しいカントリーサイドにあるマナーハウス、ゴスフォードパークで狩りとそれに続くパーティーに招かれた数組の貴人たちが集まってきた。
ゴスフォード・パークの主はウィリアム・マッコードル卿とその妻シルヴィア。 招かれたのはシルヴィアの伯母のトレンサム・伯爵夫人と、シルヴィアの姉妹夫婦2組、マッコードル卿の従弟の映画俳優アイボア・ノヴェッロとその友人でハリウッドの映画プロデューサーワイズマン氏、マッコードル卿の娘と不倫関係にあるネズビット氏とその妻、そしてマッコードル卿の娘婿候補など。 貴人たちにはそれぞれ従者やメイドたちがつき従っており、ゴスフォード・パークの使用人たちとともにこれから始まる数日間の饗宴の準備を始めていた。

華やかな晩餐や会話の裏で、貴人たちの間では微妙な視線が交わされ、階下の使用人たちの間では主人たちに関するゴシップが飛び交っていた。 連れ立って大規模なキジ猟に出たところ、ふいに主人のマッコードル卿が誰かの放った銃弾によって怪我をする。 皆その場は単なる事故だろうと思っていたが、それは次の事件への幕開けに過ぎなかった。

晩餐の席で周囲から浮きまくっているアメリカ人ワイズマン氏は、次回作の構想を語る。それは「このようなマナーハウスを舞台にキジ猟のために集まってきた上流階級の人々の間で殺人事件が起こり、屋敷にいる全員が容疑者」というプロットだった。 彼は本場イギリスの貴族の生活をリサーチするために、頼んで招待してもらったのだ。 そして驚いたことに、ワイズマン氏の映画の筋書き通りに殺人事件が起こってしまった。 しかも毒殺された後に刺殺されいてたという・・・犯人はふたりいるらしいが・・・?!

階上と階下、一見全くの別世界にあるように見えながら微妙に絡み合っているという人間関係、複雑な愛憎関係など、多数の人間が入り乱れる構成の妙。 英国映画を代表する役者人をそろえた、まさにオールスター・キャストといってもいい豪華さを堪能できる。

 

Check!

この解説文は、US盤DVDのコメンタリーで監督のロバート・アルトマン氏や脚本のジュリアン・フェローズ氏が語っていた内容を一部参考にしています。

Servantたち

当時の貴族社会の習慣で、ゲストの従者やメイドたちは、主人の名前に「Mr」「Miss」をつけてで呼ばれていたとか。

靴磨きやアイロンがけ、銀磨きなど、使用人たちの仕事振りを見るのも興味深い。

ネズビットとイゾベルが物陰で密会していた時に通りがかった従僕のジョージ。 "何見てるの!"と抗議しようとしたイゾベルを制してネズビットが言うことには、「It's nobody.(誰でもない)」。 上流階級の人々にとって、召使たちは自分たちとは全くかかわりのない世界に生きている人種なのだろう。 しかし物語が進むにつれて、全く別世界にいるかと思われた階上・階下の人々が実は奇妙な関係でつながっていたことが明らかになるのだが・・・

使用人たちの中で、男性の使用人たちを統べるのが「執事(butler)」、メイドたちを統べるのが「女中頭(Housekeeper)」で、このふたりが中心になって協力して仕事を仕切ってゆく。 映画『日の名残り』The Remains Of The Day(1993)のアンソニー・ホプキンス演じる執事と、エマ・トンプソン演じる女中頭の関係を思い浮かべていただければわかりやすいだろう。

台所は台所で、料理長が絶大な権力を持つ。 このゴスフォード・パークではアイリーン・アトキンス演じる料理長と、ヘレン・ミレン演じる女中頭が、なぜか互いに口も利かないほど仲が悪いのだが、実は・・・?

行儀見習

ワーキングクラスの人々にとって、お屋敷での仕事は当時のフィニシングスクールのような役割を果たしていた。親も「行儀が身に付く」ということで子供たちがそのような場で働くことを歓迎していた。雇う側にもそれなりの責任があったので、男の召使と女の召使たちは厳しく隔てられていた。 階段も男と女でそれぞれ別々の階段を使用していたので、間違った階段を下りてしまったメアリーは男性用のフロアに迷い込み、Mrワイズマンことヘンリーにあわや襲われそうになる。(この時、ヘンリーのパンツのゴムに書かれた文字にも注目)

晩餐会など客人を迎える際に目にも付くところで働くFootman(従僕)には、見た目の良い背の高い者が好まれたそうだ。身長188cmのリチャード・E・グラントは第一従者としてはまり役といえようか。

理想的な「servant」とは

ヘレン・ミレン演じる女中頭のミセス・ウィルソンがこう語る:

「いい召使の条件は何だと思う? それは洞察力(anticipation)よ。ご主人がおなかが空いたと思えば食事が、疲れたと感じれば床の用意が・・・」先回りして他人が何を欲しているか予見して行動するのが良い召使の条件だと。

I'm the perfect servant. When they're hungry, the food's on the table; when they're tired, the beds are turned down - I know it before they know it themselves.

しばしば使用人には自らの生活がないとも形容されるが、ミセス・ウィルソンも次のように言う:「Didn't you hear me? I'm the perfect servant. I have no life.」

参考:イギリス映画には、上流階級と彼らに雇われた使用人を描いた作品も多い。

『日の名残り』The Remains Of The Day(1993)
『召使』 The Servant (1963)

ミドルクラス出身のメイベル

ネズビット氏は金目当てで裕福なミドルクラス出身のメイベルと結婚したが、彼女は上流階級の人々の間で居心地が悪そう。 他の貴婦人たちが皆メイドを連れてきているというのに、メイベルだけメイドがいない。

"Lady Lavinia says, a woman who travells with no maid has lost her self-respect."
(レディ・ラヴィニアが言うことには、メイドも連れないで旅行するような女性は自尊心を失っているんですって)

おまけに、持参したドレスも安物と、階下のメイドたちにもバカにされる始末。
「(緑色のドレスについているレースを見て)機械編み(=machine made lace)のレースだなんて!」

レディ・ラヴィニアの娘も平民と結婚しているらしい。第一次大戦後、貴族と平民を隔てる敷居が低くなり、貴族といえども裕福な平民と縁組することも少なくなくなっていた。

貴族でも台所事情が苦しいものは多く、トレンサム伯爵夫人は姪の婿であるマコードル卿に仕送りしてもらっている。ルイーザのメイドのルネは、メイベルやトレンサム夫人などそんな金のない貴族を軽く見ているようだ。

食卓の作法

従僕たちがディナーの支度をしている時、やってきたヘンリー・デントンは、向かって右側(ナイフが並べられる側)にもフォークが一本混じっていたこと気づき不思議な顔をする。 これは上流階級では魚料理をフォーク2本を使って食べるため。 スチール製のナイフは魚の味が変わると、銀のフォーク二本を使って食べるのだとか。(注:銀は柔らかくナイフの材質としては不向きなので、ナイフの場合持ち手が銀でもブレード部分がステンレスということが多い。)

ディナーの後で

イギリスでは、会食後は男性だけで別室に移って話の続きをするのが普通。 女性禁制のクラブといい、ディナー後の集まりといい、イギリスは何かと男性だけで集まる機会が多い。

生活雑貨、アンティーク

陶器製の調理用ボウル、ぴかぴかに磨きこまれた銅鍋、木製の皿立てなど、さまざまな台所用具を見るのは興味深い。
当時の大邸宅で働いていたメイドに時代考証を依頼しただけあって、細部まで神経が行き届いている。

洗濯部屋や銀磨きをしている場面など、あちこちに「poison(毒)」と書かれた瓶がある。のちにやってきた警部が呆れるほど、屋敷中に毒薬の瓶があった。

ベッドで朝食を

トレンサム伯爵夫人は自分の寝室に朝食を運ばせ、ベッドの上にトレイを載せて食事をする。 この時トーストにつけるマーマレードが自家製でないと文句を言う(これについては後述)。 トレンサム伯爵夫人の湯たんぽカバーは、モノグラムの美しい刺繍が施されている。彼女は寒い朝、毛皮を着て朝食をとる。

一方で、イゾベルのような未婚女性はベッドで朝食をとることを許されていないのだとか。

英国式朝食とは

アメリカ人のワイズマン氏とヘンリー・デントン(ライアン・フィリップ)は、朝食をとるために部屋にやってきたところ、イギリス人は皆めいめい自分で好きなものをトレイにとるということを知らずに戸惑ってしまう。 ワイズマンはさっさと自分の席について従僕に朝食を持ってきてくれるよう頼むが、「自分でお選びになった方が」とやんわり言われる。

狩りの後にピクニック

狩りの後、あずまやに集まってピクニックを楽しむ場面が。 銀食器やクリスタルのグラスなど、普段屋敷内で使っているのと同じ支度がなされるので、召使にとっては大変な手間がかかったはず。 狩り自体も大人数の勢子を使う大規模なもの。

食事前にカクテルを飲むようになったのは、第一次大戦後の習慣だという。ジェニングス氏がブラディマリー(ウォッカをトマトジュースで割った真っ赤なカクテル)がこぼれたさまが後に起こる悲劇を予感させる。

エンターテインメントに対する関心度の差

トレンサム伯爵夫人をはじめとして、上流階級の賓客たちはノヴェロの歌に極力関心を払わないように振舞っている。 コントラクト・ブリッジ(カードゲーム)をしながら冷めた態度で聴いていて、曲が終わってもおざなりの拍手だけ。中流階級出身のメイベルだけが目を輝かせて聴き入っている。
メイドや従僕たちは、仕事中にもかかわらずドアに耳を押し付けてノヴェロの歌声に聴き入っている。

ワイズマン氏が映画を作っていると聞いて、トレンサム伯爵夫人は「結末を教えてちょうだい。どうせここにいる人たちは誰も観ないから」と。 "映画になんて全然関心はないわ"というポーズをとる階上の人々に対し、階下の使用人たちは興味津々。エルシーも部屋に映画スターの切抜きを飾っている。

「ミルクを先に入れないで」紅茶の注ぎ方で階級がわかる

殺人事件の捜査にやってきた警部が館の女主人であるシルヴィアに紅茶をついであげようとしたところ、「ミルクを先に入れないで」とやんわり注意される。カップに牛乳を入れてから紅茶を注ぐ「Milk in First」か、紅茶を注いだ後に牛乳を入れる「Milk in After」のどちらがいいかは、昔からイギリスで議論されている問題で、いまだに決着がつかない。ただ、牛乳を先にカップに入れておくことで茶渋がカップにつきにくくなるからミドルクラスは「Milk in First」を好む人が多いという説も。 ワーキングクラスも紅茶が先という説もあるが定かではない。 ミドルクラスはミルクを先にするそうだ。 自分でカップを洗うなどついぞないシルヴィアのような上流階級の人間と、それ以外の人間を分けるもの。 この「牛乳が先か、紅茶が先か」というちょっとしたエピソード一つにも現れてしまうところが恐ろしい。注意された警部は、ハッとそのことに気づいて「私はいつも後から入れるんですが、妻には先に入れてと頼まれるので・・・」と言い訳しているが。

ジャムやマーマレードなど保存食

女中頭のMrsウィルソンは自家製マーマレードを切らしていたのに気づき、トレンサム伯爵夫人付きのメイド、メリーに「マーマレードのかわりにジャムでもいいかしら」と尋ねようとする。案の定、伯爵夫人はマーマレードが自家製でなく市販の品とわかって不満をあらわにする。

メレディスはキッチンに降りてきて、保存食として作られていたジャム類を味見していたところを見つかる。 イチゴジャムの他、ラズベリー・ジャムなど、さまざまなジャムがキッチン・メイドたちの手によって作られているようだ。

ベジタリアンだからかわりに「Welsh Rarebit」を差し上げて

イギリスの上流階級では「出された食事には手をつけ、味について美味しいの不味いのいうことは礼儀に反する」と考えられているとか。 味についての批評をしないので、イギリス料理はあまり発展しなかったのだという説もあるが。ところが、アメリカからやってきたユダヤ人のワイズマン氏はベジタリアン(菜食主義者)なので特別メニューを用意して欲しいとリクエストし、招待側を戸惑わせる。 この時代にベジタリアンだなどと食事に注文をつけるのは、相当奇異に映ったに違いない。

「ベジタリアンだからgame(狩りの獲物を使った肉料理)のかわりに、「Welsh Rarebit」を出して差し上げて」と。
ウェルシュ・レアビットは、トーストの上にチーズなどを載せて焼いた軽食。レシピはこちら>>Ready, Steady, Cook !

#驚いたことに劇場公開時の日本語字幕では「Welsh Rarebit」が「ウサギ」となっていたそうだ! いくら内心アメリカ人をばかにしているからといって、ベジタリアンにウサギを食べさせるような意地悪をするはずはない。 DVD発売時には訂正されていたとか。(もちろん字幕担当は『ロード・オブ・ザ・リング』の誤訳で物議をかもしたあの著名なお方・・・)

スコットランド訛り

ワイズマン氏の従者ヘンリー・デントンは、スコットランド出身という触れ込みでスコットランド弁丸出しの発音でしゃべっていた。 気まぐれから彼と深い仲になってしまったシルヴィアだったが、ふとした弾みでデントンがスコットランド方言でしゃべらなかった瞬間ハッとする。

スティーブン・フライ演じるThompson警部補が、写真立てを見て「bonny lad」というが、この言葉もスコットランド独特の表現。bonny=ハンサムな・綺麗な、lad=男という意味。

雑誌「Horse and Hound」

警察の捜査中、屋敷にいた人間全員が容疑者として外出を許されなかった。 使用人たちはみな退屈を持て余している。「図書室に行くのだったら、"Horse and Hound"でもいいから持ってきてちょうだい」と。

雑誌「Horse and Hound」はタイトル通り、狩りに関する雑誌で使用人たちにとってはあまり面白みのない雑誌。そんな雑誌でもいいから・・・というのは、彼らの退屈が極まっていたことを示している。

映画『ノッティングヒルの恋人』Notting Hill (1999) で、ジュリア・ロバーツに会いにきたヒュー・グラントがとっさに雑誌記者を装うが、その時彼が口にした雑誌もこの「Horse and Hound」。

 

良心的兵役拒否者(conscientious objector)

執事のジェニングス氏(アラン・ベイツ)は、第一次大戦時に「良心的兵役拒否者」として兵役につくことを拒んだために監獄送りになったという暗い過去がある。イギリスでは、宗教的理由や自己の政治的信条により徴兵を拒否することも認められているが、監獄送りになったり、またそうでなくても周囲の人々から軽蔑の眼差しで見られることが少なくなかった。 作家のリットン・ストレイチーや哲学者のバートランド・ラッセルも良心的兵役拒否者だったため、非難された。

良心的兵役拒否について触れられている映画

『キャリントン』Carrington (1995)

『愛しすぎて 詩人の妻』 Tom & Viv (1994)

Ivor Novello

ジェレミー・ノーザム演じるスター俳優にして作曲家のアイボア・ノヴェロは、1920-30年代に活躍した、実在の人物。>>imdb.com

ハリウッドからやってきたプロデューサー"モリス・ワイズマン"は架空の人物だが、彼が作るといっていたタイトルの映画"Charlie Chan In London"という作品は実在する。

その他 Between the lines

シルヴィアとレイモンド、そしてウィリアムとルイーザの間はかつて(または現在も)関係があったようで、それぞれ艶っぽい視線が飛び交っている。

イゾベルはネズビットの子を妊娠してしまっているようだ。 ネズビットとふたりで階段の陰に隠れて話をしていた時、ネズビットは彼女のおなかに手を当てている。 そして当主のマコードル卿と不倫関係にあったエルシーが屋敷を辞める時、「あなたは私より賢い」と、誤って妊娠してしまった我が身を嘆いている。

余談

米アカデミー賞授賞式で、Gosford Park風メイドの衣装を着た司会のウーピー・ゴールドバーグが口にした名台詞「不思議なことにこの映画にはマイケル・ケインが出ていないのよ!」
(イギリス映画界の主だった面子があまりにも揃っていることに対する感嘆)

ルイーザ役のジェラルディン・ソマーヴィルについて、どこのメディアでも「心理探偵フィッツ」のペンハリガン刑事という紹介がないのは寂しい・・・

メイド役のソフィー・トンプソンはエマ・トンプソンの妹。

 

ロケ地

Wrotham Park, Barnet, Hertfordshire

Address: Barnet, Hertfordshire EN5 4SB, England
www.wrothampark.com

 

Syon House, Syon Park, ロンドン郊外

Address: Syon House, Brenford, Middlesex TW8 8JF
www.syonpark.co.uk

 

Hall Barn, Beaconsfield, England

かつてBeaconsfield Manorと呼ばれていた邸宅の一部で、17世紀に著名な詩人にして政治家のEdmund Wallerの所有となる。のちにBurnham卿が購入し、現在も彼の子孫のものとなっている。
www.beaconsfield.co.uk

 

音楽

Awards

米アカデミー賞:脚本賞受賞(ジュリアン・フェローズ)
4部門ノミネート(助演女優賞=ヘレン・ミレン&マギースミス、監督賞、美術賞、衣装デザイン賞)

英アカデミー賞(BAFTA):Alexander Korda Award(最優秀英国映画賞)、衣装賞受賞
7部門ノミネート

イブニングスタンダート英国映画賞:作品賞

NY批評家協会賞:
監督賞、脚本賞、助演女優賞(ヘレン・ミレン)受賞

ゴールデン・グローブ賞:監督賞受賞、4部門ノミネート

キャスト

Maggie Smith .... Constance, Trentham伯爵夫人(シルヴィアたち三姉妹のおば)
Kelly MacDonald .... Mary Maceachran (コンスタンスのメイド)

Michael Gambon .... Sir William McCordle(ゴスフォード・パークの主人・シルビアの夫)
Kristin Scott Thomas .... Lady Sylvia McCordle (コンスタンスの姪・LouisaとLaviniaの姉妹・父はカールトン卿)
Camilla Rutherford .... Isobel 'Izzy' McCordle (Sylviaの娘・Freddie Nesbittと不倫関係)
Derek Jacobi .... Mr Probert (Sir McCordlesの従者)
Meg Wynn Owen .... Mrs Lewis (Sylviaのメイド)

Charles Dance .... Raymond, Lord Stockbridge (男爵)
Geraldine Somerville .... Louisa, Lady Stockbridge (男爵夫人・コンスタンスの姪・SylviaとLaviniaの姉
妹)
Clive Owen .... Robert Parks (Stockbridge卿の従者・Isleworthの孤児院育ち)
Joanna Maude .... Renee (Stockbridge夫人のメイド)

Tom Hollander .... Lieutenant Commander Anthony Meredith (少佐・McCordle卿に自分の事業への融資を依頼している)
Natasha Wightman .... Lady Lavinia Meredith (コンスタンスの姪・SylviaとLouisaの姉妹)
Adrian Scarborough .... Mr Barnes (Meredith少佐の従者)
Frances Low .... Sarah (Meredith夫人のメイド)

Jeremy Northam .... Ivor Novello(俳優・William McCordleの従弟)

Bob Balaban .... Mr Morris Weissman(ハリウッドの映画プロデューサー・ユダヤ人・Ivorの友人)
Ryan Phillippe .... Mr Henry Denton (Weissman氏の従者)

James Wilby .... The Honorable Freddie Nesbitt(メイベルの夫・Isobelと不倫関係・McCordle卿に職をあてがってもらおうとする)
Claudie Blakley .... Mrs Mabel Nesbitt(中流階級出身・フレディの妻)

Laurence Fox .... Lord Rupert Standish (Isobelの夫候補)
Trent Ford .... Mr Jeremy Blond (招待客・バーサと・・・)

[警察]
Stephen Fry .... Inspector Thompson(刑事・Lord Stockbridgeの義理の兄)
Ron Webster .... Constable Dexter (Thompson刑事の相棒)

[ゴスフォード・パークの使用人たち・男性陣]
Alan Bates .... Mr Jennings (執事)
Richard E. Grant .... George (First Footman=従僕頭)
Jeremy Swift .... Arthur (Second Footman)

[ゴスフォード・パークの使用人たち・ハウスキーパーとメイド]
Helen Mirren .... Mrs Jane Wilson (ハウスキーパー、女中頭)
Emily Watson .... Elsie (筆頭メイド)
Sophie Thompson .... Dorothy (Housemaid)
Finty Williams .... Janet (Housemaid)
Emma Buckley .... May (Housemaid)

[ゴスフォード・パークの使用人たち:キッチン]
Eileen Atkins .... Mrs Elizabeth 'Lizzie' Croft (料理長)
Teresa Churcher .... Bertha (ふくよかなキッチンメイド頭)
Sarah Flind .... Ellen (Junior Kitchen Maid)
Lucy Cohu .... Lottie (Junior Kitchen Maid)
Laura Harling .... Ethel (Scullery Maid)
Tilly Gerrard .... Maud (Scullery Maid)

John Atterbury .... Mr Merriman (Trentham伯爵夫人の運転手)
Frank Thornton .... Mr Burkett (Trentham伯爵夫人の執事)
Ron Puttock .... Mr Strutt (猟場番)

 

参考資料とソフト

imdb.com/Title?0280707

オフィシャル・サイト
www.uipjapan.com/gosfordpark/
www.gosfordparkmovie.com

サウンドトラック:国内盤輸入盤

ゴスフォード・パーク 名作映画完全セリフ集スクリーンプレイ・シリーズ

_Gosford Park: The Shooting Script_
by Julian Fellowes /Robert Altmanペーパーバック (2002/04) Newmarket Press

DVD(リージョン1)
コメンタリー音声2種、メイキング映像など特典映像多数

(2001年 アメリカ 137分)

文書作成:2002年10月24日


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