ドライブの準備

Cirencester郊外にある大きなスーパーマーケットWaitroseで、ドライブに持っていく食べ物や飲み物を仕入れる。 パンにスコーン、チーズは量り売りのを切ってもらう。マンゴーやオレンジジュース、ミネラルウオーター(湿度が低くて気温が高いので喉がすぐ渇く)、お菓子など。 これだけいっぱい買ってもびっくりするほど安い。食料品には消費税(正確に言うと付加価値税。一般の商品には17.5%の間接税が内税として値段に上乗せされている)がかからない。 食品に限って言えば、日本よりずっと安い。

 

Tetbury

インフォメーションセンターでこのあたりのパンフレットをたくさんもらってきたので、興味のあるところをいくつか回ることにした。最初に訪れたのがTetbury。ここは町からちょっと外れたところにチャールズ皇太子のカントリーハウスがある。もちろん中に入ることはできないが、それらしきところの前を通った。町は古い石造りの家が建ち並び、店やパブにはハンギングバスケットが吊り下げられていて風景に彩りを添えている。

Tetbury周辺の王室ゆかりの場所

Highgrove House:チャールズ皇太子のカントリーハウス
Gatcombe Park:アン王女のカントリー・ハウス
Nether Lypiatt Manor:ケント公夫妻のカントリーハウス

 

Hodges Barn

私たちのお目当てはTetburyの近くにある庭園Hodges Barnだった。白いイングリッシュローズもたわわな門に迎えられる。入場料も置いてある箱に入れるだけ。

ここで見事なのはつる薔薇。なんて大きな薔薇の木なんだろう…ん?なんかおかしい…と思っていたら、大きな木の枝につる薔薇を絡ませてあったのでした。池に影を落とす柳、壁を這うオールドローズ、あずまやの屋根から垂れ下がる蔦、うーんLovely! Marvellous!(*どちらもイギリス人が良く使う表現。ステキッ!って感じ)

園内はひっそりしていて数組の老夫婦が熱心に花や木々を眺めている。周りは一面の牧草地で羊がのんびりと草をはんでいる。日本のガイドブックに載っていない場所は本当に静かだ。 (シシングハースト庭園など有名になりすぎて、入り口には日本人の行列ができ、入るのに整理券が要るほどだと聞いている。)ひばりの鳴き声を聞きながら木陰でさっき買ったお弁当を食べる。牧草の緑が目に染みる。

Hodges Burn
大木につる薔薇を絡ませている

Hodges Barn (As of July, 1996)

The gardens which surround the 15th century dovecot called Hodges Barn, are amongst the finest in the Cotswolds. The remarkable Cotswold stone building was beautifully converted into a family home in 1938 and the extensive gardens have been created since that time.

Directions :
TetburyよりA433を1マイル行ったところを左折してShipton Moyneへ。Malmesbury Rd.をちょっと行ったところにある。

Adults:£2.50, Children:Free
Teas by prior arrangement

 

Cheltenham

途中Cheltenham(チェルトナム)という町を通る。ここは温泉の保養地として栄えたところらしく町並も洗練されている。リージェンシー様式の建築物が美しい。 機関車トーマスの作者や、組曲「惑星」で有名なホルストも近くに住んでいたらしい。

チェルトナムから道はだんだん上り坂になり、ところどころ景色のいいところに車を止めて眺める。 小高い丘の上から小さな村落が散在しているのが見える。

 

Winchcomb

そうこうしているうちにWinchcomb(ウィンチクーム)という村に着く。 Combというのは「谷」の意味だ。ここにはお城があるらしいが、もう夕方になっていて開園時間は終わっていたので、ここに泊まって翌日に見ることにした。 小さいけれども感じのいい村だ。

 


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