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"Ivanov" at Wyndham's Theatre

リージェントストリートからピカデリーサーカス、歩いてレスタースクエアへ。19:00に劇場に着きチケットを受け取る。

Ivanov19:30開演。ケネス・ブラナーの話題の舞台とあってものすごい人気。小冊子"What's On"のこの週の表紙がブラナーだったことも話題性の高さを窺わせる。

チェーホフの戯曲をトム・ストッパードが脚色したニューバージョン。『櫻の園』でも『かもめ』でも『三人姉妹』でもなく、チェーホフの中でもマイナーな作品を題材に選ぶあたりも意欲的。観客が初めて接するような、筋書きを知らないためどうなるのか分からないようなドラマとして提示したかったとか。実際この作品の翻訳が簡単に手に入らなかったので私はペンギンのペーパーバックを手に入れて英語版の原作を読んだ。要約すると病弱なユダヤ人の妻(Gina Mackee)を持つ中年男イワノフ(Keneth Branagh)は、資産家の令嬢に心惹かれるがにっちもさっちもいかなくなり最期はピストル自殺・・・という筋である。舞台の最初にBorkinIvanovを脅かすために出した銃声とラストの銃声が呼応している。ブラナーは疲れた中年男の複雑な心境を見事に表現。やはり「監督」でなくアクターに徹していてくれた方がいい仕事をすると思う。Gina Mackeeは夫のために自分の(ユダヤ人の)家族も宗教も捨てた病弱な妻を好演(それにしても舞台で見ると細い!)

非常に面白い舞台だったのでミーハーにも終演後出待ちをしてしまった。全部で6人ほどいたのだがこの日はパーティーがあり当分stage doorからは出てこないとスタッフに言われて帰る。待っている間に他の出待ちをしていた女の子とおしゃべりしていた。ケビン・スペイシーの舞台でも終演後サインをもらって写真を撮ったと話してくれた。Wyndham's Theatreのすぐ隣が舞台人御用達の有名なレストランJ. Sheekeyで、彼女はそこのドアマンとも色々話していた。
その後歩いてトラファルガースクエア経由でホテルに帰る。

 


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