5日目
Pass(峠道)と名前がつくところはとりあえず走ってみたくなる我々。その名の通り Horseshoe=馬の蹄鉄の形をした峠道。景色の良いことで知られており、サイクリストがいっぱい。駐車スペースにはオペラのアリアを大音響で掛けつつ椅子を出してリラックスしている老人もいた。峠道としては綺麗だがスノードン周辺ほど激しい景色ではない。
スレートを切り出したあと |
ホースシューパスを過ぎてLlangollenに到着。イングランドとの国境=ウェルシュボーダー地帯で最も栄えている観光地のひとつで、毎年7月に開かれる国際音楽祭International Musical Eisteddfod や運河、保存鉄道などで知られている。なぜかドクターWHO(TVドラマ)の博物館まである。バンクホリディ3連休の初日とあってとにかくものすごい活気で街は観光客にあふれかえっている。駐車できるスペースは無く周囲の道路も渋滞していてTown Centreに戻れそうも無かったのでそのまま通過。
ゆるやかに弧を描いたセヴァーン河を何度か渡る。途中でいくつかキャンプ場を見たが、連休なのでおびただしい数のテントやキャンピングカーが。特に景勝地だったり綺麗な川があったりするわけでもない普通の野原でもキャンプ場として大混雑している。
バーミンガムに入ると流石に交通量が多い。ちなみに「Birmingham」と書くと長いので、交通標識では「B'ham」と省略されていることも多い。電光掲示板でJ8(ジャンクション8)で降りろと表示が出ていたので何かと思ったら、M6は事故で通行止めになってしまったのだ。J8で降りてM5からM42、M40と高速を乗り継いでロンドン方面に無事向かう。こんな突発的なアクシデントもあるのでやはり地図は必須だ。
高速道路では皆飛ばしているので流れに乗っているとガンガン ガソリンが減る。燃費が良いのが自慢の日産Noteだが飛ばすと燃費が悪くなってしまいヒースローに着くまでにガソリンがなくなりそうだ。Beaconsfieldのサービスエリアで降りてちょっとだけ、6ポンド分給油(5.95リットル)。モリソンズで41pで売っていたガム(トライデントのアップル・アプリコット味)がここでは71pもした。
M25をJ14で降りてスムーズに14:00頃Hertzに到着。ガソリン空返しオプションをつけていたのでそのまま車を返却した。送迎バスに乗ってヒースロー空港へ。
いつもは地下鉄ピカデリーラインで中心部に向かうが、今回はヒースローエクスプレスで。ほんの15分でパディントン駅に到着、その上冷房されていて快適。ピカデリーラインに較べるとシートの座り心地が格段に良い上、荷物置き場があるのでスーツケースを手で押さえておく必要が無いので楽々。今後はヒースローエクスプレスを利用したい。 ヒースローエクスプレスは通常往復35ポンドするところをJALのウェブサイト経由で予約したので29.76ポンドになった。Qコードが載っているメールをプリントしたものを乗車してから車内で見せるだけというお手軽さ。JALの解説ページでは券売機で予約番号を入力して切符を発券する必要があると書かれていたが、その指示通り券売機で発券しようとしてもできなかった。係員に聞いてみるとメールのプリントがあれば車内で見せればよいとの答え。 Heathrow Express JAL経由で予約すると割引に |
パディントン駅からタクシーでホテルへ。
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