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一日目:大移動の日


国内移動で軽いトラブル

地方に住んでいるとまず成田に辿り着くまでが大変なのである。今回の飛行機は約11か月も前にマイレージで予約していたので(つまり今回は航空券代がタタ)、知らない間に羽田行の飛行機の出発時刻が変更されていた。羽田から成田への乗り継ぎのMCT(ミニマムコネクティングタイム:乗り継ぎに必要な最低時間)をぎりぎりでクリアできなくなってしまった。MCTをクリアできないと羽田行の飛行機が遅れた場合、成田からの飛行機に置いていかれても文句は言えないのだ。しかもMCTをクリアしていなければ最初の地方空港出発の際に成田からの航空券のチェックインを済ませておくことができない。チェックイン手続きの締め切りは離陸1時間前・・・羽田到着予定時刻の15分後に出発してしまうリムジンバスに乗れなければタクシーで飛ばすしかない。気持ちは焦る。
結局、羽田行きの飛行機が定刻より早く着陸できたこと、機内預けのスーツケースを早く受け取れるよう手配してもらったことなどもあり、チェックインに間に合う成田行きのリムジンバスに無事乗ることができた。ふぅぅ。
今回の教訓:出発予定日よりだいぶ早く航空券を予約した場合、旅行前に飛行機の時間が変わっていないかもう一度チェックする必要あり。

成田からミュンヘンへ

成田空港では出発前に免税店をのぞいたりしてから出発ゲートへ。
まずは成田からミュンヘンへ。何故ANAなのにパリ行直行便でなかったのかというと、地方空港からの乗り継ぎなのでパリ行直行便に間に合わなかったからだ。ミュンヘン行きの便はヨーロッパ各国への乗り継ぎが便利なようで、我々の席の周りはイタリア行きの団体さんがいた。
三人並びの席だったが離陸後に隣の人が空いているところに移動したので楽々。
離陸後のドリンクサービス(食事の際のドリンクとは別)が復活していた。一時期は経費削減のためと言って廃止していたはずだが、JALとの競争が激しくなっているためか今回はびっくりするほどサービスが良くなっていた。

1回目の機内食

驚いたことに二人ともそれぞれ好きなメニューを選択できた。それぞれミネラルウォーター1本付き。何故ならここ数年欲しかった方の料理が品切れになっていたことがほとんどだったからだ。しかもここ最近は悲惨な機内食が多かったのに、今回は一応普通に食べられるレベルに戻っていた(実は今回機内食が不味過ぎて食べられなかった場合に備えてサーターアンダギー等も持参していた)。とこれもサービス向上努力の一環だろうか。
和食と洋食のいずれか選べ、食後にハーゲンダッツのアイスクリームが付いていた。更に、食事が片付けられ、消灯された後も時折ジュースを持ったキャビンアテンダントがまわってくる。ど、どうしちゃったの?このサービスの向上っぷりは。

【和食】
お惣菜の取り合わせ(ポテトサラダ等)
味噌カツ
お味噌汁
季節のくだもの
コーヒー または 紅茶

何故普通のトンカツではなく味噌カツだったのかは謎。お味噌汁は意外にちゃんとだしが効いていた。
【 洋食】
季節の前菜の取り合わせ(枝豆、ロースハム、プチトマト、マカロニサラダ)
トマト味のシーフードグラタン
ガーデンサラダ
チーズとクラッカー
ブレッドロール
コーヒーまたは紅茶

私はワインももらった。kiri(クリームチーズ)が付いていたのは嬉しい。

機内映画は「リトルランボーズ(Son of Rambow)」や「ブーリン家の姉妹」、「ヴィクトリア世紀の愛」等、意外にイギリスものもいくつか。出発前日まで仕事に追われ睡眠不足だったので爆睡していた。

2回目の機内食

ビーフのブレゼ クリーミーペンネパスタ添え
フレッシュフルーツ
デザート(プリン)
コーヒー または 紅茶

ミュンヘン空港

空港には定刻より早く到着、まずは入国審査。ドイツ語で挨拶したら「ドイツ語話せるの?」とにっこり。うーん愛想が良い係官のおじさん。
ミュンヘン空港はそれほど大きくないので乗り継ぎも楽々。
まずは免税店エリアに。ベンチに座って冷たい飲み物を所望する夫のためにひと回りしてきたが、残念ながらスタバは発見できず。いくつかある軽食店で売られているコーヒー類はホットのみだった。代わりにりんごジュースを買ってきたが、うっかり炭酸入りを買ってしまった。500mlで2.20EUR。
シェンゲン協定の加盟国なのでここから乗り継いでEU内の国に行く場合、免税店での買い物は免税にならないので見てるだけ(非免税価格で買っても帰りに免税手続きができるが面倒だった)。比較的どのブティックも空いていたのでスカーフをコーディネートしてもらったりして楽しかった(そのスカーフは後にパリの本店で購入)。

ひとりでふらふらしているうちにKafer(ケーファー)のお店を見つけたので、カウンター席に座ってミュンヘン名物白ビールを注文。「Weissbier bitte!」 ああ、美味し…い…グラスで3.50EUR。

 

 ミュンヘンからパリへ

ミュンヘン発パリ行きのルフトハンザは小さい機体で、日本人は我々だけだった。出発が定刻から30分近く遅れたが、到着はそれほど遅れなかった。
途中でジュースと軽食が出た。キャベツや豚肉などの具を小麦粉の皮で包んだもの(左の写真)。

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