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サン・ナゼール周辺の工業地帯を抜けると、地方都市らしいのどかな風景が広がってきた。フランス人はアジサイが大好きなようで、あちこちで紫陽花を植えている家を見掛けた（通りがかった種苗センターで紫陽花の苗を売っているところもあった）。 |
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ゲランド(Guerande)と言えば日本でも非常に有名な塩の産地で、特に良質のフルール・ド・セル(fleur de sel)を生産することで知られている。ゲランドの塩はミネラルを多く含むため豊かな風味が特徴だ。 塩田（マレ・サラン marais salants）はゲランドの街の中心部ではなく郊外のPradel地区にあると聞いていたので、カーナビにPradel とセット。ほどなくTerre de Sel ビジターセンタへの看板が見つかった。 Terre de sel ではガイデッドツアー(45分程度)も行っており、ビジターセンターには塩田に関する展示が見られる。センターの入り口にはここで作られた塩製品を購入できる。塩キャラメルや塩入れの陶器、塩用スプーン、調味料など。 直売の割にはけっこういいお値段…と感じたが、後でスーパーで見たらゲランドの塩は他の産地の塩より明らかに高い価格で売られていることが分った。 Terre de sel http://www.terredesel.fr/ ゲランド観光局 http://www.ot-guerande.fr/ |
