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ブルターニュ(Bretagne)


Quuiberon キブロン半島


カルナックからD768を通ってキブロン半島へ。道の右側には18世紀にパンティエーヴル公が築いた砦Fort de Penthievreが見える。キブロン半島の一番細い部分は道路の両側に海が見えるので気分爽快。キャンピングカー等も時折通るが、7・8月のバカンスの時期には混雑するのだろう。

キブロンは賑やかなリゾート地として、イワシ漁とその缶詰の産地として、ベル・イル(島)に渡る入り口として知られるところ。キャラメル・ブール・サレ(塩キャラメル)で有名なアンリ・ルルー(HENRI LE ROUX )の本店があるのもこのキブロンだ。この塩キャラメル、日本ではひと粒158円で売られている高級品。ゲランドの塩やブルターニュの有塩バターをたっぷり使った贅沢な味わいで、他の塩キャラメルと食べ比べてみたが全然風味や食感が違った。

HENRI LE ROUX
http://www.henri-leroux.com/

もうひとつ、私が是非キブロンに来たかったのは、イギリスのドラマシリーズ「ホーンブロワー」でイギリス軍が王党派のフランス人貴族の軍が上陸するのを助けるエピソードの舞台となっていたからだ。このドラマ自体はフィクションだが、フランス革命下で亡命していた王党派がイギリス軍の力を借りキブロン上陸作戦を敢行したというのは歴史的事実。 ドラマでは何にも無い砂浜、鄙びた小さな町として描かれていたが、現在のキブロンは陽光降り注ぐリゾート地で観光客でごった返す賑やかな町になっていた。半島の先端はアイスクリーム売りや菓子屋が立ち並び、シーフードレストランやリゾートホテルが軒を連ねる。鉄道の駅もあったので車の無い人でも遊びに来られるのだろう。


 

   
道の両側に海が見える

キブロンを出て宿へ向かう


Alignements de Kerzerho
そろそろ今晩の宿に向かおうとキブロンを後にする。D781道路の右側にAlignements de Kerzerhoの遺跡が。
Kergoを少し過ぎたところにある橋Pont-Loroisの眺めも美しかった。

D781→D9→D194ときて、ロリアンの手前にある今夜のホテルに到着。

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