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3日目:ケントとサセックス

ビデンデン(Biddenden)

19:00にビデンデンにあるレストランの予約を入れてあったが、まだ時間がかなりあった。郵便局の裏に4時間まで無料で停められる駐車場が。駐車場内にトイレもあったが夕方以降は施錠されてしまうようだ。睡魔に襲われた夫を残して私は散歩に出かける。駐車場の植え込みには雀がやたらに群れていて、ピーチクパーチクとうるさいほどに囀っていた。

ハイストリートには何軒も連なったハーフティンバーの長ーい長屋があって目を引く。村の入り口には有名な「ビデンデンメイズ (Biddenden Maids)」の絵のついた看板がある。「ビデンデンメイズ」とはこの村に1100年に肩と腰がくっついて生まれたシャム双生児メアリーとイライザのことで、超自然的存在として畏敬の対象となっていたという伝承がある。彼らが34歳の短い生涯を閉じた際に遺贈した土地から上がる収益は、毎年イースターに貧者に配られる飲食物になった。

ビデンデンメイズ (Biddenden Maids)について詳細は:
http://en.wikipedia.org/wiki/Biddenden_Maids

ビデンデンメイズのことを調べていてビデンデンの人口構成が目に入ったのだが、人口2,434人の村で白人が98.7% 、アジア人0.3%、黒人 0.5%。実際この辺りのそれほど観光地化されていない小さな村を歩いていると白人以外をめったに見かけない。


なんと、この建物はひと続き

村の入り口に立っているポール
 
ビデンデンメイズ
 
姉妹のことを記した説明文

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