DARTのピアーズ駅の脇を抜け、レンタカーAVISの事務所に向かう。 この付近もワールドカップのためかアイルランド国旗を飾りつけた家が実に多い。 借り出した車は小型のニッサン・マイクラ。 ダブリン市内は一方通行が多いので、事務所で詳しい市内地図にDrumcondraへの行き方をペンで記してもらい、昨夜泊まったB&Bへ。 預けていた荷物を受け取り、いざ出発。
アイルランドの国民飲料ともいえるギネス・ビール。 そのブリュワリーの一部(ホップ貯蔵庫)にオープンしたビジター・センターがこのギネス・ストアハウス。 入場券としてギネスそのものを封じ込めた小さな透明のオブジェを受け取る。 最上階の名物「グラヴィティ・バー(Gravity Bar)」ではこれをスキャンしてもらってギネスを1パイント注いでもらう。 ここの眺めは最高! ダブリンを360度一望できるバーで味わうギネスはまた格別だ。 (未成年にはコーラなどのソフトドリンクが用意されている)
Gravity Barにて
入場券とリーフレット一階にあるショップには、ポロシャツから帽子、グラス、バータオル、コースター、マウスパッドといったありとあらゆるギネス・グッズが売られている。 荷物になるとわかっていながら、ついついグラス類を買ってしまった。 ああ・・・
展示コーナーには世界中のギネスの瓶いろいろ、広告媒体、製造の過程がわかる説明などがある。
無料駐車場があるのは嬉しい。 付近は治安が余り良くないと聞いていたが、確かに途中で決して裕福とは呼べないかんじの(婉曲な表現)地域を通った。 歩きよりバス利用をおすすめ。
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ダン・レアリーに寄ろうと思ったが途中でわからなくなったのでパス。 明るいリゾートの雰囲気に満ちたBrayから、Enniskerryをめざす。 途中、かの有名なアードモア・スタジオ脇を通る。 どきどき。 多少迷いながらもエニスケリー着。
B&Bの看板を出している家を二軒訪ねたが、どちらも留守のようだ。 駐車場の様子から「No Vacancy(満室)」ではないはずなのに。 隣の雑貨屋から人の気配を察知したおばさんが出てきて、「この時間はみな教会のミサに出席しているから留守よ。」と教えてくれる。 ひぃぃぃぃ、さすが熱心なカトリックの国、アイルランド恐るべし! 洗礼式・結婚式・葬式くらいしか教会に行かないイギリス人とは大違いだ。 教会の近くで待機してミサが終わるのを待つ。 人がぞろぞろと出てくるのを待ち、頃合いを見計らってもう一度B&Bのベルを鳴らすと、今度は無事にこやかな奥さんが出てきた。
部屋は10畳くらいの余裕ある広さで、Basin(洗面台)とシャワーつきでひとり28ユーロ。アンティークの鏡台がいい感じ。 ご覧の通り、なぜかベッドのすぐ横にシャワーブースがあるのだ。 天井に多いが無いので、当然湿気は全て上から出て行くのだが、日本と違って乾燥しているアイルランドのこと、特に問題はないらしい。
Spar(コンビニ風雑貨屋)が8:00で閉まってしまったので、その日の夕食は、近くにあるTake Away店でドネルケバブとチップス。 出てきた品は見本の写真よりずいぶん大盛りになっていて驚く。 ケバブについてるマヨネーズ味が食欲をそそる。 そろそろチップス中毒になりつつあるようだ。
朝食はいくつかのパターンから選べるようになっていたので、「スモークト・サーモン&エッグ」に。 アイルランド名物のスモークト・サーモンにスクランブルド・エッグ、そしてシリアル、パン、オレンジジュース、紅茶がつく。
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