私がリバプールにある二つのCathedralに興味を持ったのは『二つの大聖堂のある町(高橋
哲雄・著)』という本を読んだから。 イギリスでも一つの街に大聖堂が二つあるのはそう多くあることではないが、同じ規模の大聖堂がまるで対峙するように建っているのはここ、リバプールだけらしい。 メトロポリタン大聖堂はローマン・カトリックの大聖堂で、一見するととても大聖堂と思えない奇抜な建築物。正式名称は「The Roman Catholic Metropolitan Cathedral of Christ the King」。中に入ると青を基調としたステンドグラスと照明があいまってなんとも近未来的。リバプール人口の4割を占めるアイルランド系カトリック住民の心のよりどころとして知られている。小高い丘の上にあり、ちょうどアングリカン(英国国教会)の大聖堂と対峙する位置に聳えている。道路を挟んでまるで睨み合っているようだ。 |
メトロポリタン大聖堂内部 |
正面にアングリカンの大聖堂が |
アングリカンの大聖堂としてはイギリス最大の規模を誇る。イギリス最大のオルガン、イギリスで最も高いゴシックアーチ、イギリス最重のベル・・・と、何でも「イギリスで一番」という形容詞が付く。カトリックとアングリカンの互いに対抗意識のなせる業か・・・?天井が高く、大きなステンドグラスも見ごたえあり。 |
A562を南下してStrawberry Fieldを見に行く。A562とBeaconsfieldの角から少し入ったところにある。途中で高校生(?)の男の子にStrawberry
Fieldへの道を聞いたがすぐに教えてくれた。このあたりの住民は観光客に道を尋ねられることも多いのかもしれない。 Strawberry Fieldはリバプール郊外Wooleyにある救世軍の孤児院だった場所で、2005年に閉鎖されている。ビートルズの名曲『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(Strawberry Fields Forever)』の元になった場所で、今でもビートルズファンの来訪が絶えない。我々が訪ねた時は人影は皆無でひっそりと静まり返っていた。 |
ストロベリー・フィールズの帰りに通ったA562沿いは周囲に移民・貧民街がある。ビートルズの時代は主にアイルランド系移民が多かったらしいが。この通りにあるスーパーASDAの客層も移民系が多い。
買ったもの:
ギリアン貝チョコ(24個入り) 3.78ポンド
牛乳 2パイント 53p
雑誌(付録にゴードン・ラムゼイのDVD付き) 3ポンド・・・注:ゴードン・ラムゼイは元フットボール選手という異色の経歴を持つミシュラン三ツ星のスターシェフ
ASDAの帰りに同じくA562沿いで見つけたTake Away屋でその晩の食べ物を調達した。もちろん店員は全員移民系。
ドネルケバブ 2.80ポンド
スペシャル・フライド・ライス 4.50ポンド
チップス 90pチップスはまさか!というほど大量に入れてくれてびっくり。まさしくバケツ一杯といった感じで多すぎて全部は食べ切れなかった。
スペシャル・フライド・ライス |
ドネルケバブ |
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