20:45、ブルージュ(ブルッヘ)着。 そういえば国境を越えたというのに、途中でパスポートを見せろトもなんとも言われなかった。
事前にブルージュの観光局に問い合わせたところ(タリス予約方法に関する問合せで日本の観光局では正しい情報を得られなかったので、今度は直接現地のインフォメーションに聞いたのだ)、4番の市バスに乗るように聞いていたのだが、実際に4番のバスの運転手に尋ねると、目的のB&Bがある地区を通るのは他のバスだと告げられる。 ランドマークとなる教会(St. Gilliskirk)も知らないと言われるし、どうしたらいいのか。
そのバスを見送った後、他のバスの運転手に尋ねたがやはり知らないと。 しかしその場で運転手と世間話をしていた男性が、宿の名前を聞いたことがある、そのバスなら4番が正しいと教えてくれる。 しばらくして4番のバスが再び廻ってきた時、彼は運転手に目的地の近くで停まって降ろしてくれるよう伝えてくれた。 ありがとう〜! マルクト広場を通り、運河のところで降ろしてもらった。
予約したB&Bは元・貴族の屋敷だったということで、玄関が重々しい。マルクト広場から徒歩10分ほどの運河にほど近い閑静なエリアにある。 部屋は最上階の四階だったが、リフトがないので荷物を持って上がるのは骨が折れる。 部屋の内装はたいへん可愛らしく、バスタブもついていたのでゆっくりお風呂に入る。 天窓から教会(St. Gilliskirk)が見えて雰囲気満点。 TVはフラマン語のチャンネルとフランス語のチャンネルがある。 イギリスの番組にフラマン語の字幕をつけて放映されているのが楽しい。
■ブルージュ市観光局 Brugge Tourist Office
URL:http://www.brugge.be/■ベルギー観光局
URL:http://www.belgium-travel.org/
ヨーロッパのホテルの朝食というのは、文字通りコンチネンタル・ブレックファストで簡素なものだろうと思っていたら、予想外に充実したものですっかり嬉しくなってしまった。
パン:クロワッサン、パン・ド・カンパーニュ、バゲット(フランスパン)、白パンから好きなだけ。 ジャム2種、はちみつ、チョコレートスプレッドなど。
ハム数種類、チーズ数種類、ミューズリなどシリアル数種、卵、ジュース、ヨーグルト、フルーツカクテル・・・朝食の部屋にブルージュの名物である編みかけのボビン・レースが展示してあった。 昔貴族の館だったったとかで、家具もどれもアンティークで素敵。
チェックアウト後、ホテルに荷物を預けてぶらぶらと歩いてマルクト広場へ。
マルクト広場は周りをぐるりと愛らしい建物に囲まれた絵になるところ。 水曜朝のマルクト広場では、毎週マーケットが開かれているのだとか。 広場いっぱいに露天が立ち並んで活気付いていた。 色とりどりの野菜、果物、菓子、精肉、キッパー(干物)などの魚加工品、ローストチキン、花など見て回るだけでも飽きない。 以下、買ったもの:
リエージュ・ワッフル・・・ベルギーに来たらこれでしょう! ワッフル用の砂糖は生地に入れて焼いても溶けないものを使用しているので、ガリッと歯に当たるのが気持ちいい。 表面がサクサク、中身がふわふわカリリ。
チョコレート・・・世界に冠たるベルジャン・チョコレート。 こちらのチョコレートは中にクリームが入ったトリュフタイプが主流。 後にブラッセルでいくつか高級ショコラティエも回ってみたが、このマーケットで売っていたチョコレートもなかなかどうして負けてはいない水準の高さ。しかも安い。
焼き菓子屋・・・クロワッサンは、バターが薫り高くて焼き上がりも最高。 Roosten(?)というココナッツのお菓子は表面がカリカリ、中身しっとり。
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