ロケ地別作品INDEX: ロンドン西部


ロイヤル・アルバート・ホール・・・サウスケンジントン・・・ケンジントン・・・フラム・・・newノッティング・ヒル・・・パディントン駅周辺・・・ベイカー・ストリート周辺・・・Hammersmith・・・

サイオン・ハウス


ハイドパーク〜ケンジントン・ガーデンズ

サウス・ケンジントン〜チェルシー〜アールズコート

ロイヤル・アルバート・ホール
『スパイス・ザ・ムービー』Spice World (1997)
『ブラス!』Brassed Off(1996)
『シャイン』Shine(1995)
『第四の核』The Fourth Protocol (1987)
『デュエット・フォー・ワン』Duet for One(1986)
『フォロー・ミー』Follow Me (1972)
『ナック』The Knack... and How to Get It (1965)
『国際諜報局』 The Ipcress File (1965)
『知りすぎていた男』The Man Who Knew Too Much(1956)
『第七のヴェール』The Seventh Veil (1946)
◆『ブラス!』

私の思い出の場所です。大学の卒業式がここの目の前の、ロイヤルアカデミー オブ ミュージックの場所を借りたんです。ホールの前でお決まりの帽子を投げて記念撮影しました。もし近くに行ったら、中には入れないけれど目の前のロイヤルアカデミー オブ ミュージックを覗いてみてください。いろいろな楽器を抱えた学生が真剣に練習しています。建物も古いし歴史があるので浸れます(何にかはわからないけれど)大通りを超して公園もあるのでお散歩もできます。ちょっと変わった観光になるのでは?

(真那さん・1999/5/8

◆『ブラス!』

ロンドンへ1週間、旅行に行った時、たまたまエルトン・ジョンのコンサートをやっていて、ここの場所を訪れることができました。コンサートも素晴らしかったんですが、建物内部も歴史を感じさせられる造りで感動しました。帰ってから本で読んだら、ゴーストが出る場所としても有名とか。やっぱり古いからかな。
コンサートの帰りにバスに乗ったんですが、逆方向に乗ってしまって、気が付けばロンドン市内から遠ざかってる・・・夜も遅く、内心あせりましたが、なんとかバスとタクシーを乗り継ぎ、宿泊地まで帰ることができたことも今になればいい思い出です。

(りんこさん・2000/6/27)

 
サウスケンジントン
『反撥』 Repulsion (1965)・・・監督:R.ポランスキー、主演:カトリーヌ・ドヌーヴ
◆反撥(Repulsion

60年代中〜後期のR・ポランスキーの映画ですが、サウスケンジントンの駅前等が出てきます。私がロンドンに住んでいたのは80年代後半〜90年でしたが、映画に出てくる情景と驚くほど変わっていませんでした。

この辺りはキングスロードの方にかけて高級住宅街になっていて、散歩しながら可愛い家を写真に撮ったりよくしてました。サウスケンジントンの駅周辺はヨーロッパ系の若者が多くて、ちょっと荒れた感じだったように思います。現地の人は略してサウケンと呼んでましたが、外人も略すのかと思うと妙に感激でした。

(けいこさん・1999/7/10

 
パブ Churchill Arms, Kensington Church Street, W8
『スイミング・プール』Swimming Pool (2003)
◆『スイミング・プール』Swimming Pool (2003) フランソワ・オゾン監督作品

先日、この映画(2003:フランソワ・オゾン監督)を観て気が付いたのですが、オープニングシーンでミステリー作家サラ・モートン (シャーロット・ランプリング) が入るパブはケンジントンのパブ「Churchill Arms」です。

(ウエカワさん・2003/12/31

 
Chelsea & Westminster Hospital, Fulham
『スライディング・ドア』Sliding Doors(1998)
◆『スライディング・ドア』

ここは、病院なので 観光気分で行く場所ではないのでしょうけど、しかしながら スライディング・ドアの一番最後の一番大事なシーンが撮影された場所なので 行かないわけにはいきません…。
患者さんの気分を楽しませるためにテーマ・パークのような内装になっているため、迷いました(笑)。あちこち探すうちに、撮影が 5階(イギリスの4階)で行われたことに気づきました。

映画の画面を良く見ると分かるのですが、ヘレンが 通路を歩くとき 左側にエレベーターシャフトとおぼしき、黒いロープがあります。まさか、エレベーターの真横を通り過ぎるわけが…? と思っていましたが、行ってみて分かりました。その まさかでした(笑)。撮影がしやすかったのだとは思いますが、この映画、変なところが いろいろ見受けられます…。

デヤタンさん2003/4/1)

 

ノッティング・ヒル

Notting Hill
102102 Dalmatians (2000)
『マーサ・ミーツ・ボーイズ』Martha, Meet Frank, Daniel and Laurence (1998)
『赤ちゃんにバンザイ?!Jack and Sarah (1995)
『イフ・オンリー』 If Only... (1998)
『ナック』The Knack... and How to Get It (1965)
『ノッティングヒルの恋人』Notting Hill (1999)
『ロンドン・キルズ・ミー』London Kills Me (1991)
『10番街の殺人』 10 Rillington Place (1971)
『アルフィー』 Alfie (1966)
『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』A Hard Day's Night (1964)
『オーメン3 最後の闘争』The Final Conflict (1981)
◆『ノッティングヒルの恋人』

「初海外はロンドンに!」と思い続けて既に数十年。その想いをさらに強くしてくれたのがロマンティックな恋のフェアリーテイル(三流のキャッチコピーっぽい/笑)、『ノッティングヒルの恋人』です。土曜日のポートベロー・ロードのマーケットでアンティーク(ガラクタ?)な小物を探し、142番地(ってどこ?)にあるという映画では旅行書専門の本屋さんだったお店(実際は何屋さんなのだろう?)を見つけてよろこぶ、そんなしょーもないことをしたいです。

かつさん・1999/9/7)

Noting Hill 『ノッティングヒルの恋人』

5月にLondonで公開になってすぐに観ました。そして、次の日にはNotting Hillの街に行きました。Notting Hill GateTubeの駅からPortobello Marketへ歩いて行き、Ladbroke Groveの駅に近くなると、左手に映画の中でチラッと出てくるPubThe Duke Of Wellington”が見えてきて、それを越すと、同じく左手にTattoo屋さんがあります。そのすぐ手前の道を左手に入ると、なんと”The Travel Book Shop”という本屋さんがあったのです。私が訪れた時は、ちょうど公開になった時で、本屋さんのウィンドウには”Notting Hill”の本が並べられており、”We're Nearly Famous Now”と書かれていました。カメラを持った観光客も何人か写真を撮っていました。しかしよく見ると、映画の中のHugh Grantの本屋の外観とは違っていました。日曜で本屋さんが休みだったので中には入れなかったのですが、内部を撮影に使われたのかもしれません。とにかく、この本屋さんが映画のモデルになったことは確かです。

(Eikoさん・1999/10/12)

◆『ノッティングヒルの恋人』

昨秋英国を訪れたとき、大好きな映画だったので「ノッティングヒルの恋人」のロケ地はほぼ全部行ってきました! Ritzは4年ほど前に宿泊したことがあったのですが、再度訪れたらやっぱり映画のままの雰囲気で素敵でした。NottingHill Gateにあるウィリアムの「The Travel Book Shop」はその店内は映画とはレイアウトが違っていましたが、ちゃんと防犯カメラ(!)もありましたし、掲示板のようなところに映画ロケの新聞記事が貼ってありました。本当に旅行書しか扱ってなくて、私は記念にとTime Outから出ている「東京」のガイドブックを購入してきました。

アナが「鳩の翼」のロケに来ていたハムステッド・ヒースのケンウッド・ハウスへは、小雨の降る中かなりの距離を歩きました。イングリッシュ・ヘリテイジに指定されているだけあって雰囲気がありとっても良かったです。アナとウィリアムがガーデンウエディングをした、Hempelでは食事をしましたが、お味は「・・・・」で、お値段はお高かったです。(とっても分かりづらいところにあります)アナとウィリアムがデイトで食事をしたNOBUはとても人気のあるレストランらしく、予約が取れず食事はできませんでした。(日本でも青山にありますよね。)最後のシーンでドレスアップした二人が降り立つレスター・スクエアでは、ミュージカル(レ・ミゼラブル)を観てきました。丸一日ノッティングヒル三昧で幸せでしたー。

(きょうこさん・2000/2/17)

◆『ノッティングヒルの恋人』

今年の2月くらいにロンドンに滞在中にノッティングヒルの恋人のロケ地を見に行こうといってきました。映画をみてから結構たっていたので、詳しく覚えていなく本屋さんや青いドアの家を探す事はできなかった(とゆうかあるのかも不明)けど映画に出てくる友達夫妻の家は発見できました!

ノッティングヒルは映画のまんまのフリーマーケットの街でした。わたしにすればちょっときたなかったかな。 でも映画の雰囲気はそのままでとてもよかったです! こんどまた行こうと思ってるのでもし、詳しくロケ地が分かっている方いらっしゃいましたらぜひメールください!

(ちほ☆さん・2000/8/7)

Notting Hill

Notting Hillが大好きな私ですが、他の方も好きでロンドンに行かれていて、コメントを読ませていただいた時はとても嬉しく思いました。私は今年の7月にいったのですが、まったくNottingHillに興味のないお友達でしたので残念でした しかしホテルがリッツの近くで写真をとったりして 中にも入りましたがエレベーターが分かりませんでした。

地下鉄で NOTTING HILLまで行きポートベロー通りを歩きました。丁度 金曜日でしたので市がでていてあの映画のなかの売り子さんの大きな声が聞こえていました。帰ってきて映画をみたらあのおじさんでした。トニーのレストランと(中はレストランではなかったです)黄色いお店とかがあり 帰ってきてもっと行く前によく映画を見ておくべきだったと後悔しきりです きょうこさんはひょっとしてもうこの ページはみていないかもしれませんが教えていただきたいこととかありますのでご覧になっていたら投稿してくださいね。一緒にロンドンにいっていただきたいぐらいです。毎日 NOTTING HILLを夢みてすごしています

(みちこさん・2000/12/2)

◆『ノッティングヒルの恋人』 〜ポートベローロードその他

以前ノッティングヒルゲートとラドブロークグローヴのちょうど中間地点あたりに住んでいました。ポートベローマーケットは金曜、土曜に服飾関係のストールが多いです。アンティークマーケットは土曜のみです。土曜は超込みなので、これから訪れる方でアンティーク狙いじゃない方は金曜日に行かれる事をおすすめします。ちなみに月〜木曜日は野菜・果物・日用雑貨のストールがほとんどです。映画に出てくる青いドアーは、競売に出されたとあちらのニュースで確か言ってたような気がします。

(まりさん・2001/1/13)

◆『ノッティングヒルの恋人』

青いドアの家はプロデューサーの家だったんですよね。
でも、あんまり夜も昼も観光客が訪れては騒ぎ、写真をとりまくるので、疲れたプロデューサーはオークションで売ってしまったんですよね・・・
って、何で読んだのかしら?違っていたらスミマセン。cheeky様、どうなんでしょう??

(ほりろんさん・2001/5/25)

(Cheekyより)はい、あの家はプロデューサーのリチャード・カーティス氏が住んでいた所だったそうです。青いドアは1999年12月に競売にかけられましたが、たしか日本円で100万円前後のお値段がついていたような・・・

◆『ノッティングヒルの恋人』

去年の2月に行きました。(投稿が遅くてごめんなさい)そうだったんですか、売ってしまったのですか。トラベルショップは見つけられて、店内にも記事などがあったのですが、店自体はブロックの真ん中にあるのに、パンフレットで写真を見たらブロックの端(横町に面している)ので、どうしてかなと思っていたのです。
ポートベローのマーケットも行きましたが、とても楽しいところでした。

(wenyueさん・2002/1/14)

◆『ノッティングヒルの恋人』 ウイリアムの書店と住居, ポートベロー

昨年(20017月末)、ロンドン旅行の折に、映画”Notting Hill”の舞台となったポートベローを訪れました。ちょうど土曜日でしたので、賑やかに市がたち、映画の中そのままの情景が広がっていました。また、書店と住まいにも行ってみました。書店の方は、壁に映画”Notting Hill”の新聞記事が貼ってあり、「ここがあの”Notting Hill”の舞台となった本屋である」とありましたが、道路から見たお店の外観はちょっと違うような気がしました。一方、住まいの方は間違いなくあの舞台となった家でした。ポートベローは"Notting Hill"の映画のファンでなくても訪れる価値のあるところです。

露店を冷やかすだけでも楽しいし、なにより人間と触れ合える素敵なところです。あそこで会った人たちはロンドンの他の場所で会った人たちと少し違う。なんかとても暖かい思い出が心に残っています。

(モーチョさん・2002/2/21)

ポートベロー・カムデンロックマーケット

ずっと行きたかったロンドンについに行ってきました。一般的な観光はまったくしませんでしたが、マーケットを渡り歩いてほんとにほんとに楽しかったです。こうして掲載されている写真を見ると、あ〜ここ行った!ってあの時の気持ちになれて楽しいですね。いつかはあの町に住みたいな☆

(おかださん・2006/4/14)new

 

パディントン&ベイズウォーター〜ベイカーストリート

Paddington駅周辺
『長く熱き週末』The Long Good Friday (1980)
『パフォーマンス』Performance (1970)
『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』A Hard Day's Night (1964)
◆A HARD DAY'S NIGHT

ビートルズが走った駅です。映画の中で。中学1年の頃からビートルマニアで、ずっとイギリスに行きたかった。二十歳のときにようやく念願叶い、イギリスに語学留学しました。パディントンはA HARD DAY'S NIGHTで使われた駅ということで、よく訳もなくブラブラしに行ってました。暗くて古くていい感じの駅です。駅の少し北の辺りにリトルベニスという所があって、カムデンタウンの方に船で川下りというか、下水道下りが出来るのですが、その川沿いもA HARD DAY'S NIGHTで見覚えがある風景です。本当にそこが使われたかは分かりませんが。

パディントンからシェファーズ・ブッシュにかけての地域、特に地下鉄旧メトロポリタンライン沿いはロンドンの中でも特にロンドンぽくて、思い出しても胸がきゅんとなります。今も変わっていなければいいなあ。

(けいこさん・1999/7/10

 
66 Chiltern Streetベイカー・ストリート周辺)
『スライディング・ドア』Sliding Doors(1998)
◆『スライディング・ドア』

Baker Streetから ほど近い66 Chiltern Streetに行ってきました。
ここは、スライディング・ドアで リディアのオフィスが入っているという設定のビルです。
ビルは チルターン・ストリートとパディントン・ストリートの交差点の南東にあり、ヘレンは パディントン・ストリートを 東側から歩いてきたことになっています。私も“66 Chiltern Street”と書かれた大きな看板の横を、ヘレンのように歩いてみました。サンドウィッチ屋でバイトをしてる気持ちで♪その後 ビルの中にも入りました。ここでヘレンは、いわれのない文句をリディアから 浴びせられます。リディアって 本当に 怖いですね(笑)。

デヤタンさん2003/4/1)

 

Hammersmith〜Shephards Bush

Hammersmith
『スライディング・ドア』Sliding Doors(1998)
『マーサ・ミーツ・ボーイズ』Martha, Meet Frank, Daniel and Laurence (1998)
『ハマースミスの6日間 』Chicago Joe and the Showgirl (1990)
『小さな恋のメロディ』Melody(1971)
Sliding Doors

West LondonにあるHammersmithの地下鉄の駅からThames河に向かって歩いて行くと、19世紀にLondonで初めて架けられたつり橋、Hammersmith Bridgeがあります。ダークグリーンの渋い色の古い橋です。こ映画”Sliding Doors”のボートレースのシーンで出てくる橋です。老朽化が進んでいるせいか、橋の上は通行制限があり、車はバス以外は通行できません。

この橋のたもとのThames河岸にPubが3件ほどならんでいます。その一つ”Blue Anchor"はボートレースの後、Helen達が飲んでいるPubです。Pubの中は古いボートレースの絵がいっぱい飾られており、Barmanは「そうさ、ここは映画の撮影で使ったよ。そしてここは毎年恒例のOxford VS Cambridgeのボートレースの時はすごい人で賑わうんだ」なんて。

そして私は、毎年3月末か4月初旬に開催される、名門Oxford VS Cambridgeのボートレースを見に行きました。河岸は人、人、人で動けないくらい。それもビールを片手に盛り上がっています。肝心のボートレースの方は一瞬にして通り過ぎていき、あっけない。しかし、彼らはOxfordCambridgeの卒業生達なのでしょう、ビールを飲みながら、懐かしい話に花が咲き、同窓会をしているようです。

(Eikoさん・2000/3/19

◆『小さな恋のメロディ』

「小さな恋のメロディ」の中で学校として使われた建物は、153 Hammersmith RoadHammersmith RoadColet Gardensのかど)にあります。建物の前は公園になっています。「若葉のころ(First of May)」が流れる中、ダニエル(マーク・レスター)とメロディ(トレーシー・ハイド)が手をつないでくぐったレンガ造りのアーチ(建物のまん中にあるアーチ)、2人が通った校門(建物の前にある公園の門)、そしてラスト近くで、校長と他の先生方が結婚式場に向かう際、駆け下りたらせん階段などが、ほぼ撮影当時のまま残っています。

教室や講堂のシーンは、上記の建物と道をはさんで向かい側にあるColet Court100 Hammersmith Road)で撮影されたそうです。外から見ただけでは、ロケ地だったのかどうかぴんときません。以前は本当に学校でしたが、現在はオフィスビルで、内部は全面改装されていて、撮影に使われた講堂などは残っていないそうです。ちなみに、99年の年末に放送された「あの人は今」の中で、マーク・レスターとトレーシー・ハイドが再会したのは、このColet Courtの前です。

(RSさん・2001/1/20

◆『スライディング・ドア』

ハマースミスのリバーサイドにスライディング・ドアの舞台を訪ねてきました。
ハマースミス駅で 迷子になりかけ、駅にあった無料地図を頼りに 川まで行くと、なんとテムズ川では ボート・レースの練習をしている人がいました。何艘もの競技用ボートに、人が乗っていて、思わずヘレンの台詞が頭に思い浮かびました。“なぜかボートレースが見られる”って予感が♪

その後、川沿いの道を歩き、映画に出てきたパブ、ブルー・アンカーに入り コーラを飲みました。ブルー・アンカーは 思ったよりも 狭いパブで、ボートレースの後、ジェイムズの掛け声に合わせて皆が踊ったときは、テーブルやイスを全て片付けないと入らなかっただろう... と思います。窓際のクライブが居たところに座り、ヘレンがいた空間に思いを馳せました。

お店の外の看板は 撮影から5年も経っていたせいか違うものになっていましたが、お店の作りも、窓につけられた鶴のような模様も同じ…。ブルー・アンカーは 初めてのパブでしたが、とても雰囲気の良いお店だと思います。

デヤタンさん2003/4/1)

 

Middlesex(郊外)

Syon House & Garden, Brentford, Middlesex
『英国万歳!』 The Madness of King George
『アベンジャーズ』 The Avengers (1998)
『フォロー・ミー』Follow Me (1972)
◆『英国万歳!』

サイオン・ハウスのあるサイオン・パークはテムズ川を挟んでキューガーデンの向かいにあります。Syon Lane駅が最寄駅なのですが、私はキュー・ガーデン駅から徒歩で行きました(敷地内の近道を通らなかったので1時間15分かかりました)。

サイオン・パークはランドスケープ・ガーデンの元祖"ケイパビリティ"ブラウンによって作られました。今となってはなんということのない風景の庭なのですが、理想の風景のために自然を作り出す、という逆説的なことが行われた最初の場所と思うと、それなりに感慨はあります。(川の護岸工事をして、岸を固めたコンクリートの上を自然っぽく石を置いたり植樹したりするのと似ているかも)

そのサイオン・パークの一画にロバート・アダムの設計したサイオン・ハウスがあるわけですが、方形プランの外観は、白いレゴ(ブロックのレゴです)をシンプルに立方体に積み上げて作ったような様相をしています。入り口を入ると白と黒の市松模様のフロアの大ホールで、とにかくシンプルなのに派手、というか着物の柄の「粋」に似た雰囲気があります(手ぬぐいの図案にもよさそう)。壁面が白、並んでいる彫像も白、唯一「瀕死の剣闘士」がブロンズで空間のポイントになっていたと思います。ここで人間チェス(オセロでも可)を開催したら楽しいと思います。

そして圧巻はロング・ギャラリー。なにしろ40メートル以上もあって、その壁が書棚なのです。ロングギャラリーには書棚がつきものですが、ここの書棚ほど手入れがきちんとして、かつギャラリー自体の内装が洗練されて豪華、というものは、そうないと思います。私が欲しい書棚の風景のひとつです。(余談ですが写真を見て楽しみにして行ったのに、がっかりさせられたのはホレス・ウォポールのストロベリーヒル。コレクションが売り払われてかわいそうなの)。このギャラリーが「英国万歳」で執務室に使われていたような気がするのですが、映画を見なおしていないのでちょっとあやふやです。私が「ギャラリー」という部屋の概念を覚えたのもここでです。最初、この部屋は図書室だと思ったのですが、フランス人(推定)の老婦人が、係りの人に「ここは図書室なんですか」と尋ねて「いいえ、ギャラリーですよ」という答えをもらっていて、そうか違うのか…、とどうして違うのか分からないままに「ギャラリー」を丸覚えした次第(^_^;;

サイオン・パークには、中央にガラスのドームを抱いた優美なデザインの大温室があります。それと併設してガーデニングセンター(苗木、土、園芸用品、ギフト商品、手芸用品を販売)とカフェテリアがあるので、車に乗った家族連れがたくさん訪れていました。キュー・ガーデンより地元向けという感じです。

琴蕗さん・4/24)